君と紡ぐ1ページ【K.T】 (ページ10)

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私たちの試合が終わって休憩していると

男子のコートを見て女子がキャーキャー騒ぎ出した

予想はついてるけどあの3人だろうな

ほらやっぱり

平｢廉、パス｣

永｢おっしゃ、任せろ！｣

さすがのコンビネーションと言ったところだろうか

3人はパスを回してあっという間にゴール前に来た

平永｢｢海人シュート！！｣｣

髙｢俺の出番きた～！！ポイントも～らい！｣

そう言うと海人くんはスリーポイントシュートを決めた

永｢やるやん海人｣

髙｢凄いでしょ～！｣

平｢バスケ上手くなった？｣

その様子を見て海人くんかわい～、平野くんと永瀬くんかっこよすぎて辛い

なんて声が四方八方から聞こえてくる

そんなことを知らない3人はキラキラの笑顔をしている

その中でも海人くんはよほど嬉しかったのか

もう少しで揺れているしっぽが見えそうだ

3人のことを見ていると紫耀と目が合って手を振ってきた

平｢Aちゃんと見てた？｣

｢見てたよ、かっこよかったよ｣

髙｢俺は？シュート決めたよ！｣

｢うん、海人くんも凄かった。もちろん永瀬も｣

永｢なんやそのついで感｣

｢そうだ、今日部活してるの写真取りに行ってもいい？｣

髙｢約束してやつ？もちろん！｣

平｢久しぶりだな、写真撮りに来るの｣

永｢写真？｣

｢私写真部だからさたまに部活の様子撮らせてもらってるんだ｣

永｢へ～、撮れた写真見せてな｣

｢上手く撮れたらね笑｣