裸で一夜を共にした！？ ／ Alan Sirahama

大好きな人　You side ページ27

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ドキドキ、ソワソワ。




あぁ、落ち着いてられないよ…

いつ来るんだろう、ファンの人にバレたりしてないかな？大丈夫かな？




カランカラン




扉の鈴の音がなる度に反応して見てる…



けど、入ってくる人は全く違う人。





『 いらっしゃいませー 』





…はぁ、期待し過ぎ。

もしかしたらからかっただけかもしれない…





？「 もしもーしすいませーん店員さーん 」



『 はーいすぐ行きまーす 』




残念さを隠しきれずにとぼとぼ歩いて行くと





『 ご注文お決まりでしょうか？ 』



亜嵐「 とりあえずAで 」



『 …へ？ 』




全く顔見ずにメニュー表を見てたもんだから

誰か全く気付いてなかった。




顔を上げて見てみると

大きなサングラスを少し下げて微笑む亜嵐さん。





『 …あら…っ！！…い、いつのまに…！！ 』



亜嵐「 さっき入った人の後ろからこそこそっと入った笑 」





…反則だよこんなの…


こんな事されたら嬉しさが何倍にもなる。





亜嵐「 すげー、似合ってる。可愛い 」



『 …っあ、有難う御座います… 』





そんな、じって見られながら言われると恥ずかしい。

自分でも顔が赤くなるのが分かる。






『 なっ、何食べますかっ！ 』



亜嵐「 あー…そうだなぁ、Aの手料理笑 」



『 …もう、私が作るから手料理になりますよっ 』



亜嵐「 そうなんだ？じゃあ何でもいいや、Aの作るものなら 」





…どうしてこんなにもキュンキュンさせるようなことをすらすらと言えるんだろうこの人は。





『 …じゃあ、待ってて下さいね？ 』



亜嵐「 うん、待ってる 」





ひらひらと笑顔で手を振られてそれだけで胸がきゅんとする。




私の大好きな人、…心込めて料理作ろう。






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