合作するぞー∠( ﾟдﾟ)／ｵｰ!【東方短編集】

嵐の夜に　文　{犬神大夢} ページ25

『お母さん行って来まーす！』

母「行ってらっしゃい(*^-^*)」

父「くれぐれも妖怪には、気をつけるんだぞ？」

『分かってるよ！』

僕は、そう言って家を出た。

数分後、味噌と豆腐勝手ついでに神社でお参りをした。

すると、ザァザァザァと雨が降って来た。

『ええ〜最悪〜傘忘れたよ〜』

雷も酷かったから小さな小屋に入った。

するとドアが開いた。

文「あやややや、私としたことが傘を忘れてしまいました〜・・・ん？貴方は？」

『・・・あ！僕は、霧麗Aです。貴方は？』

文「私ですか？私は射命丸文、烏丸天狗です。」

『烏丸天狗ってことは・・・・・・・妖怪！？』

文「あやややややや、そんなに驚くのですか！？そうです。私は烏丸天狗、妖怪です。」

『こ、殺さないで！！命だけは、助けてください！！』

文「大丈夫ですよ？私は、人間を殺したりしませんから。」

『なーんだなら良かった。』

数分間の沈黙が続く。

すると文が口を開く。

文「・・・・・今日は、嵐ですね〜」

『そうだね〜』

文「・・・ところでAさん、買い物帰りですか？」

『あ、うん、そうだよ？』

文「そうですか〜・・・お母さんやお父さんは、心配しているのでは？」

『あ！そんだった〜でもこんな嵐の中で外にも出れないし〜』

文「あやややややや、Aさんも大変ですね〜」

『文は、家に誰か居ないの？』

文「いいえ、家に犬が居ます。」

へえ〜犬かぁ〜良いなぁ〜

そんな話をしていると雨がどんどん止み始める。

『ねえ、文？僕と会った事は、秘密だよ？』

文「分かりました！じゃあ秘密の合言葉を言いましょうか？」

『それいいね！！でも何にするの？』

文「う〜んでは、私が会ったのは、嵐の夜なので「嵐の夜に」はどうでしょうか？」

『そのまんまじゃん！(笑)でも良いね！「嵐の夜に」って！今から一緒言おうよ！！行くよ！せーの！』

「『嵐の夜に！！』」

その後2人で笑ったり遊んだりして楽しかったな〜

でも、楽しい時間は、あっと言うまに終わりが来た。

文「！天気がよくなりましたね！！」

『よーし！天気も良くなったし、帰るね！』

文「はい！嵐の夜に！」

『！！嵐の夜に！』

僕は今日、新しい友達が出来た。

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どうでしたか？

今回の嵐の夜には羊と狼の話にもありましたが、ちゃんとそれっぽくなってましたか？

出来てれば嬉しいです！(*^-^*)

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