【黒バス】だから同居は嫌なんです！！

図書室 ページ43

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貴「はぁー…どこで落としたかなぁ…」



校内に入ってからテツ君たちと分かれて、
今はバラバラに捜索している。




帰るの遅くなっちゃうし、早く見つけないと…！





貴「えっとー…

生徒手帳でしょー…えっと…




…あ。」




と、図書室か…！

昼休み本を借りるときに取り出したから、
うっかり落としたのかもしれない…！





貴「よしっ」




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貴「はぁっ…はぁっ…」



つ、着いたー…



割と広い校内を全速力で走ったから、
息が切れてしまった。





貴「ほっ…ほんと…体力無いなぁ…」




とりあえず生徒手帳っ…






ガラッ







貴「えーっと…」





キョロキョロと辺りを見回す。



机の下や棚の隙間など隅々まで見て回った。





あっ…





貴「あったーっ！」





必死になって探していた生徒手帳は

図書室に入ってすぐの棚の下に落ちていた。





貴「良かったーっ…


メモもちゃんとある！」




よし、テツ君とかがみんに連絡しなきゃな…



そう思って携帯を取り出した時。







ガラッ





貴「ひゃうっ⁉︎」ビクッ





黒「…Aさん！
すみません…おどろかせてしまって…」




貴「テ、テツ君かぁ…

こっちこそごめん！
急にドアが開いたからびっくりしちゃって…」





黒「いえいえ…


ところで、生徒手帳は見つかりましたか？」





貴「あ、うん！おかげさまで！




昼休みここに来たこと思い出して、

もしかしたらーって
思って来てみたらあったよ！」




黒「僕も、同じです。

昼休みを思い出して、今来ました」







貴「そっか！


私たち同じこと考えてたんだねー」ニコッ






黒「…！


はい…」






貴「本当にありがとね、テツ君！




じゃあ、かがみんに電話するね！

んーっと…」






prrrrrr








黒「…」







prrrrrr







pr…








貴「あ、もしもし、かがみっ……」








プツッ



ツーッ ツーッ






貴「テ、テツ君…⁉︎」








やっとかがみんに電話が繋がったと
思ったのに、



テツ君に携帯を取られて通話を切られて
しまった。







貴「テツ君、どうしたの…？」








黒「…すみませんAさん。」




貴「えっ…」







ギュ







貴「テツ…君…⁉︎////」









黒「今は少し、


抱きしめていてもいいですか？」

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