ほんとに光さんデスカ...？ ページ16
木「‼ぐあぁ⁉そうか〜っ！人名になんね〜っ」
鉄「惜しかった！」
月「...ツッ込んだ方がいいですか？」
京「いいよ、きりがないから。てかなんで碧絃
までノってるの...」
碧「いやだって、あんなに真剣な顔してたのに
出てきた言葉が予想外すぎて。これはもう
ノるしかないなって」
ため息つかれたよ...ぴえん
木「あーっ！眼鏡君さ！「月島です」月島君
さ！バレーボール楽しい？」
月「......?...いや...特には...」
木「それはさ、へたくそだからじゃない？」
ストレートっ！きまった！！
木「俺は3年で全国にも行ってるし、お前より
上手い。断然うまい！」
月「言われなくてもわかってます」
木「でもバレーが"楽しい"と思う様になったの
は最近だ。"ストレート"打ちが試合で使い物
になる様になってから」
えっ、そうだったの
木「元々得意だったクラス打ちをブロックに
ガンガン止められてクソ悔しくて
ストレート練習しまくった。
んで次の大会で同じブロック相手に全く
触らせずストレート打ち抜いた」
うわ、それは快感だと思います。
木「その一本で「俺の時代キタ！」くらいの
気分だったね‼
__"その瞬間"があるか、ないかだ」
え、これ本当に光さんデスカ？？
木「将来がどうだとか次の試合で勝てるかどう
かとかひとまずどうでもいい。目の前の奴
ブッ潰すことと、自分の力が120%発揮され
た時の快感が全て」
なんか凄い。
木「まぁそれはあくまで俺の話だし誰にだって
それが当てはまるワケじゃねぇだろうよ。
お前の言う"たかが部活"ってのも俺はわかん
ねえけど間違ってはいないと思う
___ただもしもその瞬間がきたら
それがお前がバレーにハマる瞬間だ」
私は京くんの隣に向かう
碧「...ねえあれ本当に光さんですか」
京「そうだね。俺もびっくり」
鉄「で、碧絃は何しに？」
碧「んー、後輩の成長を感じに？」
鉄「なんだソレ笑」
木「ハイ質問答えたからブロック跳んでね」
鉄「ハイハイ急いで」
碧「じゃあ蛍頑張りたまえ」
月「なんかムカつきますね」
碧「はぁ？なんだとコラ
...光さんありがとうございます」
木「？おう」
ああ、わかってないな
部屋に戻ろうと廊下を歩いていると派手すぎる
3人組を見つけた
派手なのは2人だけど
黄「あ！碧絃っt「こっちに来るなぁ」待って」
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作者名：みるくストロベリー | 作成日時：2021年1月16日 17時
