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「……えっ、と…」
…状況が、飲み込めない。
……月永から曲を、盗んだって言ってたよね。だとしたら、この曲は…
……盗作って、こと?
「あ、あの…ごめんなさい、私、全然、」
そのことが本当だとしたら、私は共犯者だ。
最低な、ことをした。月永レオに。その事実を受け止められないことと、男子の力が強いことで軽くパニックになっている私は、半泣きでそう訴えた。
けど、男はそんな私を…使えなくなった道具のように、見て。
新たな言葉を容赦なく、投げ掛けた。
「何言ってんだよ、おまえが見つけて来たんじゃん!今更しらばっくれる気か?」
「………え…」
……なに、それ。
見つけた?ううん、その曲は、貴方から貰ったのに。
すべての、責任を押し付けられた気がする。
「…私、そんなの知らない…っ」
「は?本当何言ってんの。ちゃんと責任とりなよ。月永も、怒るんならこいつを怒…」
「その辺にしとけ」
男の言葉は、横から聞こえてきた…零の声で、遮られた。
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オレ嫁 - レオ君カッコいいですね!続き早くみたいです!頑張ってください (2017年4月5日 14時) (レス) id: 5c1f87f3f0 (このIDを非表示/違反報告)
Mao - 続き、待ってます。 (2017年3月9日 2時) (レス) id: f09d63c9ab (このIDを非表示/違反報告)
*雫莉*⇔梓(プロフ) - これから楽しみです(*^^*) (2017年2月8日 17時) (レス) id: 9615cd5628 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睦月 | 作成日時:2017年2月6日 23時