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「……ん……?アンタ誰?」


「…ひっ!?」


私の声で起きてしまったのか、凛月くんは眠たい目を擦りながらじろり、とこちらを見てきた。
こ、怖い。怖すぎる。


私が一刻も早くその場を去ろうとしたとき、彼は、あぁ、と言って、手をパン、と叩いた。


「王さまの幼馴染み……だっけ。」


「……う、うん……」


「じゃあ見たんだ、昨日のやつ。」


その言葉に、私は目を見開く。凛月くんが、何を考えているかが読めなかったから。
そのあまりにさっぱりとした言い方に、恐怖を覚えたのだ。


「…『Knights』は、すごいと思ったよ。私は、あなたたちの声も、歌も。全てが、対戦相手以上だと思った。」


思ったことをそのまま言うと、彼は重いため息をついた。


「……アンタ一人がそう思ったところで、結果は変わらないよねぇ…?」


そういった凛月くんは、とても冷たく、刺すような視線を私に向けていた。


「……そう、だけど……私は、ただ思ったことを言っただけで…!」


「それを俺に伝えて、どうするの?喜べばいいの?」


…まずい。不機嫌にさせてしまった。ライブの後の日だし、リーダーは停学だしで、だいぶユニット内も荒れてるのだろう。悪いことをしてしまった気がする。


「……ごめん、なさい。…だ、けど…!」


私は謝ったあとに、こう叫んだ。




「…私は、あなたたちを、応援してることを伝えたかっただけだっ!!」


そのあと、私はすぐにその場を去った。このままいると、怖さのあまり泣き出しそうだったから。

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無気力兎 - ヤバイ!レオ様めちゃくちゃイケメン!愛の力ってヤベェな…← (2016年11月10日 16時) (レス) id: eaf91ea410 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ*°(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした...!最後のレオ本当にカッコよくて素敵でした……!! (2016年7月23日 0時) (レス) id: af51f44b92 (このIDを非表示/違反報告)
影光&三日月 - 頑張ってくーださい!! (2016年7月13日 7時) (レス) id: 8ce4c48243 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - これからの展開が、とても楽しみです!頑張ってください! (2016年7月11日 18時) (レス) id: a3f7406683 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睦月 | 作成日時:2016年7月9日 2時

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