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16. ページ17
「知り合いというか、幼馴染み。」
「ふぅん。…どことなく、君に似ている気がしたよ。」
『皇帝』の言葉を無視して、Aを起こす。
レオはあれから、Aを探していた。授業にはさすがにこれ以上休むと留年するからってことで出たけど。
校庭に、音楽室、図書室。それから、食堂に………色々なところを探した。
まさか生徒会室にいるとは思ってなかったので、目の前の皇帝に触られてたときはびっくりしたが。
……Aがこうして、おれに何かを言うときはいつも『なにか』がある。
中学生のときに、クラスの女子に呼び出されたAに「大丈夫か」と聞くと、彼女はただ、「大丈夫だから」と言っていた。
後々聞くと、Aはその女子達におれから離れるように言われていたらしい。
……だから今回も、Aが危ないんじゃないか。レオは、そう思っていた。
自分のことを拒絶した彼女は、震えていたから。
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my mame - るかちゃんの名前はカタカナではなくて平仮名ですよ (2018年2月22日 21時) (
レス) id: b181078f9f (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - いいねー、うまい (2016年5月27日 16時) (レス) id: 5d58c5c7e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月
| 作成日時：2016年5月20日 19時
