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25. ページ25

…ど、どうしよう。


Knightsのメンバーさんだよね…?


出た方がいいのかな……いや、泉が来るまで待つ…?あ、そうだ。確か泉はこの時間、肌のお手入れ?してるんだ。だから戻ってくるのはあと10分くらい…?


そうこうしてるうちにも、電話は鳴り続けている。


仕方なく、私は通話ボタンを押して電話に出た。


『…もしもし〜セッちゃん〜?』


セッちゃん?


……もしかして、泉のこと…?


セ、セッちゃん……かぁ…今度からかっちゃお。


『ま〜くんも寝ちゃってたいくつ〜。セッちゃんあそぼ〜』


ま〜くんとは…?


『ねぇちょっと、聞いてるの〜?』


…うわわ、どうしよ。


何も話さないこっちに怒ったのか、電話越しの朔間さんは深いため息をついた。


『……もしかして、セッちゃんの妹?』


……何この人。


勘がいいの?


「……あの、朔間さんですよね。すみません。兄は今、違うところにいまして……」


結局、私は隠さずにありのままの[瀬名A]で話した。


『あ、やっぱりぃ〜?セッちゃんから色々聞いてるよ〜。何も話さないからさぁ、焦ったぁ〜。』


朔間さんは、私のことを知っていた。


だから、あまり驚かなかった。


「あ…そうですか…すみません。兄が出れなくて…」


『いいよ別に〜。大した用じゃなかったし〜。』


電話越しの朔間さんの声は、笑っていた。

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あづにゃん(プロフ) - とても面白かったです!!これからも頑張って下さい♪ (2016年2月20日 17時) (レス) id: 77a53820e2 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - 続き楽しみにしてますー! (2016年2月18日 22時) (レス) id: 4d959f0cfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睦月 | 作成日時:2016年2月16日 14時

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