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禪院雛乃 ページ20
『あらあら...また任務、一緒ですか。』
準一級に上がった私と少年、もとい加茂憲紀の任務が被ることが多くなってきた。
同じ階級なので仕方がないがここまで来ると不自然だ。
「またですね。」
『ふふ。もうここまで来ると可笑しいですよね。あ、そうだ。連絡先でも交換します?』
少年に近付いて聞いてみる。
彼と任務が被る事よりも今の私の連絡先の交換の仕方の方が不自然だ。
「...じゃあ、お言葉に甘えて。」
そっとスマホを差し出されたので少し瞠目したが、どうやら交換の仕方がわからないらしい。
メッセージアプリなどの連絡先を交換して任務は終わった。
それだけでも凄い進歩だと思うのは私だけだろうか。
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