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八重むぐら ページ47
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「兄上、もうすぐ義姉上の一周忌です。」
「もうそんな時期か...」
義姉が死んでからもぬけの殻になった様な兄を見つめる。
それだけ兄にとって義姉は大切だったのだろう。
義姉は儚げな美しさを持つ人でいつも消えそうだった。
でも、それでも、居た。
だからまだ居るんじゃないか、時々そう思う。
兄もきっと同じ思いだろう。
「...千寿郎くん、お父様...大丈夫かな?」
「兄上ならきっと大丈夫です。」
「私も父様心配...」
「杏李も!!」
兄の娘と息子も心配している。
どうにか元気をだしてほしいものだ。
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大正に一周忌ってあるのか?
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