めだかボックス俺は黒神めだかの弟 2nd (ページ18)

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第十八話　図書委員長との対決ページ18

鯱「ゲームとは?」
十二町「私に本の内容の一部を提示して、それに私が答えるというゲームよ。私に勝ったら、ここを通行する許可を与えるわ。なにも賭けないと面白くないから、何かを賭けてもらうけどね。お金以外の物を」
鰐塚「では、私から。小説闇夜の羽より。ヒロトが完全覚醒したときに殺しかけた人物と、止めを刺そうとしたとき、それを止めた人物を答えろ」
十二町「殺しかけられたのは神風リリン。止め刺そうとしたときそれを止めたのは亜矢坂美由。(ちなみに、正解です)」
鰐塚「!!!!!!」
十二町「じゃあ、次の人―」
球磨川「ひー、やっと追いついたー」
鯱「球磨川先輩。随分と遅かったですね」
球磨川「いや、彼女たちが早すぎたんだ」
その後、そこにあったのは、下着だけの体験入学生と、なぜかショタ体型で下着姿の鯱と、同じく球磨川と、水着を着た喜界島がいた。
鯱「ちっ…こんな時は俺、運ねぇな」
女子全員「(鯱君かわいい…今すぐ抱き着きたい)」
鯱「しゃーない。十二町図書委員長!この勝負。今度は俺自身を賭けます。ですが、俺が勝ったらここの全員の通行許可と、今までとったものを全部返してもらいます」
十二町「いいわ。(うへへ…鯱君がいじり放題)」
鯱「では、小説終わらない夏休みより」
十二町「!!!!!!!」
財部「終わらない夏休みって?」
鰐塚「一部のごく限られた人しか読まない小説だ。内容はすさまじいものだと聞く」
十二町「何であなたがこんな小説を?」
鯱「なぜって・・・面白いからに決まっているじゃないですか」
十二町「(どうする…終わらない夏休みは今は絶本状態のレアものだったわ。よりにもよって私が苦手とするジャンルを読んできたというのか…)」
鯱「眉子が拷問を受けた後、見せられたものと、結局それを見せられて、眉子はどうなった?」
十二町「なんだ。そこか。眉子に見せられたのは弟の死体。それを見て眉子は十二時に息を引き取った」
鯱「な…なぬぃぃぃぃぃぃっ!」
十二町「(うへへ…鯱君がいじり放題…)」
鯱「な…なぜだぁぁぁぁああああ!!!!!」
鰐塚「鯱…殿…(ちっ、いじくりまわそうと思ったのに…)」
鯱「あっ…やめてください・・・俺をくすぐらないでー!十二町先輩!」
十二町は、鯱の体中をくすぐりまくっていた。その姿に体験入学生一同は…体験入学生一同「(ちっ…うらやましい…)」
十二町「うふふふふふっ」
鯱「はぁ…はぁ…やっとくすぐり地獄から解放された」
十二町「あら、まだまだ」