第二十四話 ・・・・・・・ ページ25
名瀬「なんなんだ…あの姿は…」
真黒「こんなことが…あってもいいのか…」
684「おおぉぉぉぉおおおおおおどおおおおおおおおお!!!!!!」
王土「これが奴の言っていた「神の力」か…面白い。格の違いを見せてや…」
それは一瞬だった。
鯱の体で暴走を始めた684は、瞬時で王土の目前まで迫り、顔と腹を一秒間に数十発ぶち込んだ。
王土「ぐばっ…」
王土はその高速な一撃をまともに食らって、吐血。さらに連撃をする684。
戦況は一方的に684の方が有利だった…が…
人格内
鯱「いい加減にしろ!暴れたところで古賀いたみは助からない」
684「ふざけるな!目の前で殺されたというのに、この気持ちを抑えておけというのか!」
鯱「いい加減にしろ。俺の体で好き勝手するんじゃねえ」
再び十三階
鯱「やれやれ、684には困ったものだな…って…あれ?」
そこには、血まみれで今にも倒れそうな王土の姿があった。
鯱「え…ウソだろ(ちっ…684!やりすぎだ)しかも・・・なんだよ!この姿は…そうか…684が出した鬼人暴走の真の姿か」
めだか「では…今までのは684だったのか」
鯱「あぁ。怒りに我を忘れ、この姿で暴れ散らしていた。その結果が…これ…か…」
鯱の髪が元の黒髪ストレートに戻ったが、ひどく疲れた表情だった。
鯱「神の力は…せいぜい3回程度しか使えないか…ガス欠寸前だからな」
両腕を脇に投げ出し…
鯱「よぉぉく見とけよ。これが神の力だ。最強の名をほしいままとしてきた神の槍よ。俺に力を。神槍 グングニル。北欧最強の名を持ったトールの槌を。神槌 ミョルニル。神の至宝にして最強の小手よ。わが手に。至宝 ドラウプニル」
なんらかの召喚呪文を唱えたかと思うと、右手には小さなハンマー。左手には長槍。両方の腕に手袋上の小手がつけてあった。
王土「これが・・・神の力なのか…なんと…神々しい」
鯱「神よ!この愚かなものに救いの手を!私は、あなたの代わりに、この者に救いをささげることをここに宣言する!異議があるものは手を上げろ!異議がないものは、異議なしと大きな声で言え!」
もがな「異議なし!」
高貴「異議なし」
善吉「異議なし」
めだか「いぎ(ry」
鯱「この者に…救いの手を…至宝よ!この者をすべての…束縛から…解放…
せ…よ」
ミョルニルとグングニルが王土の前で交差し、ドラウプニルが王土の腕に装着され、神々しい光に王土は包まれていった。
その瞬間、鯱が倒れた。
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蘭丸大好き星人(プロフ) - 千本桜！応援に来たぜ(☆▽☆ )♪ ナツミには内緒だよ？ (2012年2月20日 19時) (携帯から) (
レス) id: e7d69f7dcf (このIDを非表示/違反報告)
死荒(プロフ) - 千本桜さん♪続きが気になります〜!!がんばってくださぁぁい!! (2011年5月3日 9時) (携帯から) (レス) id: 4ffa8c484f (このIDを非表示/違反報告)
アリス - そうなんだ♪ありがとう☆ (2011年4月30日 18時) (レス) id: 168ad2cc99 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - せんぼんざくらと読みます。 (2011年4月30日 15時) (レス) id: 4d1e698877 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 千本桜さんって何て読むんですか？ (2011年4月30日 14時) (レス) id: 53c32da0da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千本桜 | 作成日時：2011年3月22日 22時
