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この世界のバトスピ ページ9

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男1「チッ、何なんだお前等!邪魔しやがって!」


シ「…僕の名前はシレン・ローギンス
 この町の元締め…ローギンス家の人間と言ったら解るかな…?」




途端、男達の目の色が変わった

それは畏怖の色に近く、何でそんな奴が
此所に居るんだと疑問を持つ様な色もある





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男2「ローギンス!?あの!?
 や、ヤベェって。ここは一旦退いとくべきじゃぁ…」


男1「馬鹿野郎!ここはプラスに捉えろ!
 ローギンス家の人間だ、捕まえて人質にすりゃ……」




本人の居る前で内談する何てコイツら馬鹿なのかと思ったが敢えて言わなかった

全く、毒食わば皿までとはよく言ったものだ
性根が腐ってやがる


勿論それに一見気弱そうなシレンが黙っている筈もなく







シ「セキト…」


セ「おう、任せとけ!」


シ「うん…有り難う

 勝負しよう、僕達が勝ったらこの女の子から手を退いて」





そうして二人はどこからともなく銀と赤のコア
ソウルコアを取り出した



「ソウルコア…?」




(何でソウルコアを…?)






その疑問はすぐ答えになった


男達もバトルに了承したのか
同じ様にソウルコアを突き出す

セキトはソウルコアをまるでコイントスの要領で上へ投げ
片やシレンは二本の指で挟むようにし
合言葉を言う様に叫ぶ






.






セ・シ『バトルアーマー、オン!』





同時一定のエリアに二つの七色のドームが生まれた

その空間にあるのは見慣れたバトルフィールド
そうして男に対峙するのは先程の姿とは違い
紫苑色をベースに白のストライプが入った
劇団の座長でも連想させる様な服を着込むシレン

青い石が埋め込まれたボタンは
ライフカウンターだろうか



彼はキャスケットを被っておらず
代わりとでも言う様に2本の大きく短い角が見えた





.



それを見て、俺はハッとする
もしかして、これがこの世界の







.







「この世界のバトスピ……?」




言葉を吐いたと同時、シレンとセキトの双方でバトルが開始する



.

暴れ午を考えると……(零雄side)→←落ちてきた女の子



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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年6月15日 20時

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