ANIMA【仮面ライダービルド】＿octo＿ (ページ7)

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ANIMA外伝＿新たなボトルを手に入れろ!?＿2-Ⅴ ページ7

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三階層に空間転移すると喜怒哀楽はたった一人、法廷の様な場所に居た。法廷の様なと言っても一造りが似ているのがそれと言うだけであって適当ではない

暗がりの中で燭台がぼんやりとした灯りを灯す

現代のものではない事くらい実証され済みだが、大昔のものだろうと解るだけで何処の国かはサッパリだ

｢冥王星の…ゲネシス？ルチルから聞いた話じゃ三階層にはもう二人居た筈だ。それに他の皆を何処にやったんだよ｣

冥｢フフフ、あんさん以外のお友達は火星と天王星がお相手しているでありんす。妾達は最後の砦…手法はこの通り、一対一でありんすよ｣

パステル調の紫色の着物の袖を口に当て、優雅に微笑む冥王星

それに喜怒哀楽は一瞬見惚れたが
すぐに頭を振ってデッキケースを取り出した
バトルで勝たなければならないのに何をボーッとしてしまったのやら

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冥・喜『ゲートオープン、界放！』

互いにお決まりの言葉を叫んだ
コアとライフ、ボードが展開されバトルが開始される

これが最後の戦いだ。きっと戦兎もルチルも別の所で戦っているに違いない

勝ってボトルを手に入れてみせる
絶対負けてなんてやるものか

冥｢冥王星のターン、ネクサス『最後の薔薇水晶』を配置。ターンエンドでありんす｣

｢僕のターン『イグア・ドラゴン』を召喚
『イグア・ドラゴン』でアタック。アタック時デッキから1枚ドロー｣

冥｢そのアタックはライフで受けるでありんす。そして…『最後の薔薇水晶』Lv1の効果で"あんさんのスピリットのコア1つ"、トラッシュに置かせて貰うでありんす｣

｢なっ!?｣

『イグア・ドラゴン』のコストは4、乗っているコアは1つ

そんな事をされてしまえば"消滅"するのは確実だ。消えたスピリットを見て不敵に笑みを見せる冥王星に喜怒哀楽はキッと睨み付ける

しかし、そんなものをものともせず冥王星は嘲りを含んだ口調で言う

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冥｢紫の特徴の1つ、"コア除去"でありんす

　紫属性と戦うのならコアを余計に乗せないと……勝負にならんでありんすねぇ？｣

｢っ……ターンエンド｣

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