ANIMA外伝_新たなボトルを手に入れろ!?_3- ページ30
.
つまりはあれか、ドラゴンフルボトルが戦兎と相性が悪いのに対して龍我とは頗る相性が良い……みたいな感じだ
戦兎とセフィラフルボトルは相性がミスマッチだった
だから変身出来なかったと言う事になる
天「まぁ…そのボトル、それでなくともベストマッチのボトルだけでないと変身出来ないらしいね」
「根本的なものから駄目なんじゃん!!!」
これに喜怒哀楽が出したのは使えないと言う事だった
2つのボトルを組み合わせてでしか使えないなら
最早誰も扱えない事になるだろう、龍我や一海が扱えるとは思えない
これだけ頑張って慣れないカードゲームを使ってここまで来たのに骨折り損も良いところだ
労力を返して欲しい切実に
戦兎じゃないが最悪だ…と嘆きたい気持ちに
襲われていると冥王星がセフィラボトルを摘まみ
喜怒哀楽の前へと持ってきた
訝しげに首を傾げたがアメジストの双眸が
こちらをジッと見つめるので思わずボトルを手にとってしまう
彼女の目力がとても怖い
.
「えっと……何で僕に渡すのかな?」
冥「フフ、セフィラフルボトルはあんさんの事が好きみたいでありんすなぁ」
「…はい?」
木「おぉっ!流石は喜怒哀楽殿で御座る!このままヒーロー一直線に行くで御座るよ!」
一体何を言ってるんだ彼女達は
「ちょっと待って、仮面ライダーでもない僕が何でボトル持ってなきゃいけないんだよ!ねぇせっちゃん!」
戦「万丈の奴もクローズになる前はボトルで戦ってたし、ゆーちゃんが持ってても問題ねぇだろ?」
「せっちゃんーーー!?」
ル「騒ぐのは良いがそろそろ戻らないとこの空間、そろそろ壊れるのだよ?」
冷静に突っ込んだそれは内容的に冷静ではいられないものだった
すると喜怒哀楽のすぐ側で空間に切れ目が現れ、向こう側にカフェが見える
押し込められる様にルチルが戦兎を
切れ目の方に追いやるのを眺め、自分も行こうか考えていると
.
冥「…そのボトルはあんさんの未来を切り開くものでありんす」
「プルトー…?」
冥「これからの人生に幸あらん事を__愛しい人の子、それでも尚…希望を持って先へと進むでありんす」
そう言って、喜怒哀楽が最後に見た彼女の表情は憂いを帯びていて____
.
ANIMA外伝_新たなボトルを手に入れろ!?_3-就←ANIMA外伝_新たなボトルを手に入れろ!?_3-
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒神白堊(プロフ) - ナミビアさん» いえいえ、お気になさらず (2018年5月6日 23時) (レス) id: ba11baa63e (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア(プロフ) - 黒神白堊さん» いぇいぇ~突然スミマセン…! (2018年5月6日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - ナミビアさん» あー……そうだったんですか…すいません。 (2018年5月6日 22時) (レス) id: ba11baa63e (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア(プロフ) - 黒神白堊さん» その事について聞きたかったです…! (2018年5月6日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - ナミビアさん» …?ああ、それならはい (2018年5月6日 22時) (レス) id: ba11baa63e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒神白堊 | 作成日時:2018年4月21日 16時