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science54(戦兎side) ページ9

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_ギィィン!!!


「!?…ゆーちゃん?」



背後で響いた鉄がぶつかる音

何事かと振り返ってみれば其所にはいつの間にか現れ此方に攻撃しようとするナイトローグと、それを防いだ幼馴染みが居た。ブラッドスタークに気を取られていたらしい。

謝罪の言葉を掛けようとした戦兎だったが、何故か言葉が詰まった
喜怒哀楽の様子がおかしい。雰囲気だけではなく、見た目からでも解る様な……





喜「お前の相手はこっちだ!ナイトローグ!!ブッ殺してやる…!!!!」


ナ「フン、貴様が私に敵うとでも…?」


「馬鹿野郎!何やってんだゆーちゃん!!!」




一人でこいつを相手する?無謀だ。ただでさえ彼は普通の人間なんだ。龍我の様に変身出来なくともああやって戦える訳でもないのに。

幼馴染みをカバーする様に前へと出るが、喜怒哀楽はそんな事も気にせず戦兎の前へと出ようとする。今になって気付いたが喜怒哀楽の表情は怒りの色に染まっていた、恨み、怒り、憎み、後悔、殺意………これ以上考えたくもない感情に埋もれ、我を失っている。



思わず酷く身震いした。あんなにも笑顔絶えない幼馴染みが、威圧で殺されてしまいそうな程恐ろしい殺意を宿している。

……怖い。幼馴染みをああしたのは一体何だ、一体彼の中で何があった。




喜「邪魔しないでくれよ!せっちゃん!」


「落ち着けゆーちゃん!ゆーちゃんらしくないぞ!」



若干暴れ気味の喜怒哀楽を何とか抑える
取り敢えず、このままでは喜怒哀楽が危険だ。何処かで頭を冷やさせたいと思ったがこの状況では厳しい。残る手段と言ったら……





「っ…悪い、」


喜「ぐっ…!?」



素早く喜怒哀楽の腹を殴った。いつもならそんなものさえ易々と避けてしまう幼馴染みは諸に食らい、気絶し力なく此方に倒れ込む。

この方法しか他に思い当たらなかった。龍我でさえ未だこんな事にはなっていないのに今日の幼馴染みは一体どうしたんだ。彼の頭を軽くポンポンと叩き、その場に寝かせ戦兎は今一度敵と対峙する。




ナ「仲間割れか」


「んな訳ねぇだろ、俺の幼馴染みをナメんなよ」


ナ「……フッ…"何も知らない"とは、最早罪だな」


「!?…どう言う事だ…?」



しかし、それ以上をナイトローグは話さなかった。まるで喜怒哀楽を知っている様な口振りで敵は何を知っている?

ビルドアップでロケットパンダと変わる。その後ブラッドスタークが何故かメモリを返してきたので自分は喜怒哀楽を龍我をかっさらいその場から逃げた

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みき(プロフ) - 黒神白堊さん» アニメと少しオリジナルを加えた作品を書いてください!q(^-^q) (2018年2月9日 16時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» そうですね……ネタと時間の余裕があればその内… (2018年2月9日 15時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか...では、お願いでビルドの作品で名前が変更できる作品を書いて欲しいのですが、できますか?お願いします!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 15時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» すみません……この作品だけは名前変更はしないと決めているので… (2018年2月9日 13時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お願いがありまして、この作品で名前変更する事はできますか?お教え願います!m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2017年11月20日 20時

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