science48(??side) ページ3
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??｢一等陸佐、一等陸佐起きて下さい。｣
｢んん……あんれ…自分寝てました…?｣
バタバタと行き交う世話しない足音達が鳴り響く中、軍人と思われる一人の若い男が深緑色のソファで寝る黒く濡れた髪を持つ同じく軍人の女の肩を揺する
女はそれに起こされると重い目蓋を擦りつつ体を伸ばし、少し不機嫌になった。
それは安眠を邪魔された事からじゃなく、もっと別の事からである。
｢…一等陸佐一等陸佐と…自分、その呼び慣れまへんねん｡普通に御宮と呼んで欲しいねんけど｣
??｢いえ、三等陸曹の私が幹部である御宮唐葉(おおみやとうは)一等陸佐の事をそうは呼べません｣
｢三つに分かれたこの日本に階級もくそもあるかいな｡自分等"陸上自衛隊"は最早需要無いんや、あんさんそこら辺解ってます?任務なんて見廻りだけやーん、いややわぁつまらんわぁ。｣
一応最もらしい事は言っているが最後何て最早愚痴である。
…此所は北都にある陸軍自衛隊。其所に所属する関西弁に似た口調で話す女自衛隊員、御宮唐葉はそんな陸上自衛隊の幹部だった。
階級は一等陸佐、即ち将官(簡単に言ってしまうと自衛隊の中で一番偉い位)の一つ下の階級を持つのではあるが如何せん唐葉は色んな意味でおかしかったり凄かったりする。殆どの佐官は威張ったり偉そうなのに彼女はそうではないとか、どんな人にもフレンドリーとか、会議をドタキャンするとか、候補生時代は死地を何度も潜り抜けたとか伝説級の話をチラホラ持っているのが唐葉である。
そんな言い分をため息も着かず少々呆れた顔で三等陸曹の男は応えた
陸曹｢それを北都首相に申してみては｣
｢えー…あのおばちゃん首相顔おっかないんよ｡なのに目ぇ掛けられとるもんだから参ってるんやで自分。今日かてなんや東都から指名手配犯？云々が北都へーみたいな会議しよってて面倒な事極まりなっ！｣
陸曹｢今その件で陸上自衛隊は大騒ぎですよ。一等陸佐も警備の当番に組み込まれていましたので宜しくお願い致します。では｣
｢うせやろ自分幹部なんやけど｣
楽できると思っていた故の文句を三等陸曹は聞く耳も持たずに警備へと行ってしまった
正直クソやりたくない、どうやってバックレるか脳ミソをフル活用して考えていると丁度スマホの着信音が鳴り響いた。誰からだろうと電話に出ると、唐葉はその相手に思わず絶句する。
??『もしもし唐葉さん？俺今北都に＿』
｢いや、何であんさん北都に居んねん喜怒哀楽｣
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みき(プロフ) - 黒神白堊さん» アニメと少しオリジナルを加えた作品を書いてください！q(^-^q) (2018年2月9日 16時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» そうですね……ネタと時間の余裕があればその内… (2018年2月9日 15時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか．．．では、お願いでビルドの作品で名前が変更できる作品を書いて欲しいのですが、できますか？お願いします！m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 15時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - みきさん» すみません……この作品だけは名前変更はしないと決めているので… (2018年2月9日 13時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - お願いがありまして、この作品で名前変更する事はできますか？お教え願います！m(__)mq(^-^q) (2018年2月9日 12時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒神白堊 | 作成日時：2017年11月20日 20時
