これからも傍にいてもいいんですね?続 あんこさんリク ページ45
安吾さんの話によると、私を見て「この人とならいい運命を歩めそう」と思ったらしい。そんな嬉しい返事を貰ってもいいのだろうか。
私も思ったと、言ってもいいのだろうか。
安吾「久しぶりに帰ってきたというのにどうしてこんな恥ずかしい話……」
「私、すごく嬉しいよ」
貴方の傍にこれからもずっといられると思ったから。そう思うとじんわりと心が温かくなるのを感じた。内側から涙がこみあげてくるのを感じた。あわてて上を向く。
ずっと不安だった。安吾さんがいなくなれば私はまた一人。夢にまで出てきた安吾さんの死に姿。安否の確認にはいつも出られないくらい忙しいのを想像して携帯を閉じてしまうことが何度もあった。迷惑だと、私の存在がわずらわしいのかな、とか勝手に考えてしまって。そんな自分も嫌いで。異能だって両親に隠して生きてきた。そんな異能単純すぎるだろ、なんて思っている人も少なからずいるだろう。だからなのかもしれない。私の負の感情一つで異能が暴走する。
それが両親にばれた時は本当に人生終わったと思った。
今となっては懐かしい思い出となっているが。
安吾「では改めて、A、これからも傍にいてくれませんか?」
「喜んで」
安吾「でも、赤味噌を白味噌に変えたのはいけませんね」
「えぇ!?」
安吾さんは私の反応を見て、くすくす笑う。それを見て私の口角は上がった。
貴方が照らしてくれたように、私も貴方を照らせるように頑張りますね。
END
あんこさんごめんなさい遅くなりました。
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氷月 - あんこさん、お返事遅くなってしまってごめんなさい!ちょっとパソコンを直しておりました。面白いといってくださって感謝感激です(泣)安吾さんとのハッピーエンドですね!了解しました (2017年9月22日 17時) (レス) id: d02a9d7f01 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - はじめまして、あんこといいます('-'。)もしよかったら、リクエストしたいのですが、安吾さんと夢主ちゃんのハッピーエンドのお話をお願いします('ー ' *)ちらっといろいろなお話も読ませてもらったのですが、面白かったです(*^-^*) (2017年8月19日 8時) (レス) id: 6f6d03f938 (このIDを非表示/違反報告)
氷月 - 嬉しいです!こちらこそですー! (2017年6月26日 0時) (レス) id: d02a9d7f01 (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 書いて下さり、ありがとうございます。やられっぱなしでは無い夢主ちゃんがいいですね! (2017年6月20日 21時) (レス) id: c8fb7ba279 (このIDを非表示/違反報告)
氷月 - わかりました!了解です! (2017年6月17日 12時) (レス) id: d02a9d7f01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妃村塩李 | 作成日時:2016年5月10日 18時