元森柱は今世で愛されています

21 ページ23

蜜「王様ゲームやりましょう！！」



そんな言葉から始まった王様ゲーム



宇「俺が王様を引いてやるぜ！！」




「「「王様だーれだ！」」」




全員が一斉にひく




無「あ、僕だ」




無一郎くんですか、まともな命令を出してくれそうですね！




無「じゃあ、3番が11番に股ドン」




ん？嫌な予感がし、一応番号を確認する




『……』←11番




伊「誰だ？」




お願いします！せめて同性で…




煉「よもや！！３番だ！」




あ、オワタ…




不「11は誰だぁ？」



し「Aさんですよ」



『……はい』



隣にいたしのぶさんに番号を見られていたみたいで、回避不可能となった



大人しく壁にもたれる




煉「いくぞ？」



ドン！



『あっ………』



凄く近い



そして、何より煉獄さんとの体格の差もあり煉獄さんの膝が……かなり危ない



段々と顔が赤くなるのがわかる




煉「よもや……Aはそんな表情もできるのだな…実に可愛らしい」




『ひゃ！』



それに加えいつもと違う落ち着いた声色で囁かれる
耳もとで…




そしてジリジリと膝をあげられる




煉「ﾎﾞｿｯ)俺にもっと君の表情を見せてくれないか？」




『〜っ////』




恥ずかし過ぎて目に涙がたまる




し「はい！そこまでです！さすがにいじめ過ぎですよ煉獄さん」



煉「よもや！！すまない！」



そう言ってパッと離れる




『はぁ〜！心臓に悪い…』




.





.









.






実はこの時煉獄は、Aの赤面と涙目の上目遣いで理性が危なかった事は誰も知らない



煉「(よもや…ギリギリだったな！)」

22→←20

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す