【SERVAMP】ぇ、私が吸血鬼…ですか？！

14*血と涙が溢れましたが※少々の流血表現がありますのでご注意ください。 ページ15

主「真昼…桜哉…!!」

真&桜「……?!」

主「なんか…さっきから友達だとか友達じゃないとか、幼馴染みは嘘だつたとか言い合ってるけど…それが何なの？！」

大声を出したから、視線がAに集まってくる。真昼達だけでなく、向こうのベルキアや御園らまでもが注目している。

主「少なくとも、私がここに引っ越してからの間は、二人は仲良しの友達だったよ？！それなのに…」

桜「〜っ…!!何も知らない部外者のくせに！」

主「部外者なんかじゃないよ！だって…私は桜哉と真昼の友達だからっ！」

桜「A…」

桜哉の瞳がぐらりと揺れる。それと同時にAの目から再び涙が溢れ落ちた。

ベ「何なの〜子猫ちゃん？さっきから本っ当にうっとおしいことしてくれるじゃないの？それほど僕に串刺しにされたいんだねぇ？」

ｸﾛ「そいつに手ぇ出すんじゃねぇ！」

ベ「げ〜#なんか嫌な空気！ぺっぺ！吐き気さえ覚えるね！も〜オトギリ、こうなったら一気に殺っちゃう？★」

ベルキアはニヒルに笑みを作り、こちらを睨むと急に突っ込んできた。両手には剣がしっかりと握られている。

桜「ベ…ベルキア？！さっきと話が違うぞ?!Aは人質に取るだけじゃ…」

ベ「そんなのめんどくさいじゃん？それよりブチ殺した方が早いしねぇ★しかも超面白そうじゃん！」

桜「なっ…なんだと？！」

桜哉が頭を抱える。

園「リリイ！アイツを止めるぞ!!」

真「ク…クロ！俺らも行くぞ…！」

真昼の持つサードが震える。

？「困ります…。貴方達はここで少し待っててください…。」

何処からか声がしたかと思うと、クロらの体は再び糸にとらえられてしまった。

真「くそぉおおっ！なんなんだよもう！」

ベ「な〜〜いすっ★☆ギリオトー！」

主「皆っ！」

ベ「人の心配してるより自分の心配した方がいいんじゃな〜い？これだから人間ってわかんない〜」

キャハキャハとカン高い高笑いは徐々に迫ってくる。
真昼君…さくやん…
私、足手まといでごめんなさい……。
今度会う時はもっと頼れるような強い女の子になってくるからそれまで待ってt


………
赤いAの純血が飛び散る。
血液とは、このようなほどの勢いで身体から吹き出るものなのかと実感がわかないほどに。
ただ、細くて可憐で華奢な彼女の白い肌や腕や足から赤いものが次々と。



ｸﾛ「A〜〜〜っっっ!!!!!」



♪*♪***♪*♪♪♪

はい。
まさかのAさん死亡か？！
どうなるこの小説？！(笑)

15*様々な心境ですが→←13*『友達』という関係者ですが

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