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zm side
あれから、何回もAさんとどこかに遊びに行ったり
食事をしに行ったりして友好を深めてきた
・・・もうそろそろ、友達という関係から抜け出してもかまわないのではないか？
Aさんが俺の事をただの友人と思っているのだとしても、俺は
俺はAさんの事が好きなんや
正直言ってこのまま友達のままでいるよりも、ちゃんと想いを伝えてしまいたい
もやもやしたまま友達で居る事なんかできん
zm「・・・・・・次やな」
次、Aさんと遊びに行ったとき伝えよう
もし断られたとしても、伝えないままでいるよりかはマシや
『ゾムさん！』
zm「おん！こんちはー」
笑顔でAさんが走ってくる
タートルネックはそのままだが暑そうな感じではない
Aさんと初めて会った時から、数か月が過ぎた
あんなに暑かった気温もだんだん下がっていき、もはや半袖を着ている人間はいない
『あれ、今日はゾムさんもタートルネックですか？』
zm「最近寒いからなー、薄手のやつやけど着てきてん」
『かっこいいですね』
zm「お、おう」
この人は好意とか関係なく素直に褒めてくるから照れるわ・・・
おそろいです、と首の部分の生地を伸ばす彼女を見て
ああ、やっぱり自分はこの人の事が好きなんだと再確認する
zm「さ、行こか！」
待って、別れる直前やのに言えてへん
今からなら間に合うかな、メールとかでやった方が気持ち的にも楽かもしれんし・・・
やっぱ頭とろけてきてるわ、というかコレこの前も思ったな
いつも別れている交差点で挨拶をして、別れようとした瞬間
Aさんの携帯に着信が入る
Aさんの義姉からのメールだった
〈A、今家に帰ってこないで〉
〈あいつが家の前に居る〉
〈とりあえず安全な所に身を隠して〉
目を見開いて、送られてきた文章を見つめるAさんの身体は震えていた
恐怖を感じているのか、と思い肩を抱こうとしたとき
Aさんが声を出した
『ああもう！何で彩夏さんは自分が犠牲になるような方向に持って行くの！？』
zm「えっ・・・？」
いきなりの事で驚いた
Aさんってこんなに声を張り上げる人だったか？
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ぬこ(プロフ) - 六作目【魔d!×d!】悪魔が遊びに来た 魔界の主役たちが人間界の主役たちと出会うお話です。夢主ちゃんは出てきません。 (2022年9月4日 11時) (
レス) id: 87bf829c46 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - 再び自分側の不注意で、この作品の編集ができなくなりました。新しい作品が出来た場合、この感想欄に書き込んでいきます。大変申し訳ございません。 (2022年9月4日 11時) (レス) id: 87bf829c46 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - 自分側の不注意で別アカウントで書いていた五作目が編集できなくなりました、なのでこのアカウントで続きを書いていきます。大変申し訳ございません (2022年5月10日 18時) (レス) id: 4da284d929 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - わーい！もし地雷でなければこの後のgrさんの小説もぜひ＾＾ (2021年12月23日 20時) (レス) id: d541392df9 (このIDを非表示/違反報告)
アンテール(プロフ) - 最終話お疲れ様です！お話とても良かったです。(*^^*) (2021年12月23日 9時) (レス) @page45 id: 798525d29d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年10月10日 17時
