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zm side
zm「ほな、今日はありがとな」
『こちらこそ、また会いましょうね』
夕方になるまでAさんと遊び尽くし、かの交差点近くのコンビニの前で別れた
本当はAさんの家まで送ろうかと思っていたが、断られたため断念する
ほんまに楽しかったな、次はちゃんと行くとこ決めよ
自分も家に帰ろうと踵を返した時、目の前に知らない男が立っていた
「すんません、ちょっといいっすか」
zm「お？うん」
「お兄さん、さっき一緒に居た女の人とどういう関係？」
急に変な事聞いてくるなこいつ
男の見た目は黒いショートカットの髪の毛にスーツと言ったシンプルな恰好をしていた
鬱先生とは大違いで、この男はしっかりとスーツが似合っており
誰から見ても好青年という印象だった
でも、俺はこの男から得体のしれない“何か”を感じた
zm「何でそんな事聞くんすか」
「ああ！申し遅れました、僕はあの人の親戚でして、男性恐怖症なはずの彼女が
男性と共に居るのが不思議に思いまして・・・で、何で一緒に居たんですか？」
zm「・・・・・・・・・」
どうも胡散臭いなこいつ
とりあえず適当な事言って、Aさんに注意のメールおくっとこ
zm「ただの知り合いですけど」
「またまたぁ！そんな事ないんじゃないすか？例えば・・・交際してる、とか」
zm「はぁ・・・何が言いたいん？」
「別に何も、良いですよ、ありがとうございました」
そう言って男は去って行った
なんやったんやあいつ、というかAさんにメール送らな
もしかしたら親戚じゃなく危険な奴かもしれん、というかそれ以外ありえん
〈Aさん、気を付けて帰りや〉
〈できる限り人が居る所通って帰って、じゃないと危険かもしれん〉
〈さっき変な男に会った、Aさんと俺がどういう関係か聞いてきた〉
〈何かあったら電話かメールして、できるだけ早く帰り〉
一気に打ち込み、既読の表示が出るまで目を離さずにいた
《分かりました、ありがとうございます》
とりあえず今は無事みたいだ
Aさんに何か起こらんかったらええけどな
“例えば・・・交際してる、とか”
zm「・・・・・・告白すらしてへんわ、馬鹿」
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ぬこ(プロフ) - 六作目【魔d!×d!】悪魔が遊びに来た 魔界の主役たちが人間界の主役たちと出会うお話です。夢主ちゃんは出てきません。 (2022年9月4日 11時) (
レス) id: 87bf829c46 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - 再び自分側の不注意で、この作品の編集ができなくなりました。新しい作品が出来た場合、この感想欄に書き込んでいきます。大変申し訳ございません。 (2022年9月4日 11時) (レス) id: 87bf829c46 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - 自分側の不注意で別アカウントで書いていた五作目が編集できなくなりました、なのでこのアカウントで続きを書いていきます。大変申し訳ございません (2022年5月10日 18時) (レス) id: 4da284d929 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - わーい！もし地雷でなければこの後のgrさんの小説もぜひ＾＾ (2021年12月23日 20時) (レス) id: d541392df9 (このIDを非表示/違反報告)
アンテール(プロフ) - 最終話お疲れ様です！お話とても良かったです。(*^^*) (2021年12月23日 9時) (レス) @page45 id: 798525d29d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年10月10日 17時
