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聞きなれた音が耳を刺して目が覚めた
枕元にあるスマホのアラームを切って、枕に顔をうずめる
zm「あ〜・・・仕事行かんと・・・」
コネシマが昨日余計な事言ったせいで何か気分悪いわ
明日仕事やっての忘れておきたかったのに
そもそも月火水木金の五日間の疲れが土日の二日間で消えるわけないやろ
しかも玄関の鍵どっかに落としとったし、まあ、後でどうにかなったけど
・・・なんか飯食うのも億劫になってきたわ、頭も痛いし
あかん、最近マイナスな事しか考えれへんなっとる
少し前まではこんな事無かったのにな、歳のせいか？
そんな歳って訳でもなさそうなんやけどな・・・
とりあえず、朝飯コンビニで済ますか
さっさと仕事に行く準備を済ませて、重い足取りで玄関から出て行く
zm「・・・お？」
コンビニ近くの交差点で信号待ちをしていると、向かいの信号に
昨日の一件目に行った店の店員が居た
朝から三十度近くと立っているだけで倒れそうな暑さなのに
昨日と同じようにタートルネックを着ている
zm「見るだけでも暑いわ・・・はよ行こ」
真夏やのに真冬に着るもん着るとか頭おかしいやろ
どんな事情があるんかは知らんけど、もう見たくもない
なんかキョロキョロ頭動かしよんのも腹が立つ
不愉快で店員の方を睨んでいると、目が合った
zm「やっべ・・・」
めんどくさい事になりそうやわ、知らん奴に睨まれたりとかしたら絶対不審者やと思われる
一度目をそらして、もう一回店員の方に目をやると、肩から下げているバックから
何かを取り出そうとしていた
何を出すんや？携帯か？
睨んだだけやろ、そんなんで警察呼ぶんか？
シッマも体外やけど、俺も被害妄想がひどいな・・・
信号が変わって、ぞろぞろと人が横断歩道を歩き始めた
さっさと渡ってコンビニ行こ、あの店員に捕まりたくないわ
zm「ふ〜・・・何とか捕まらんかったか」
コンビニに入りため息をつく
後ろを振り返るが、誰も見当たらない
当たり前か、朝からコンビニ来る奴なんかそんなにおらへんもんな
とりあえず安心や
と、思った矢先
『あの』
zm「は？」
右側から、あの店員に話しかけられた
zm「え・・・な、何すか」
問い掛けると、店員は黙って手をこっちに差し出した
掌にのっていたのは、昨日無くしたと思っていた玄関の鍵だった
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ぬこ(プロフ) - 六作目【魔d!×d!】悪魔が遊びに来た 魔界の主役たちが人間界の主役たちと出会うお話です。夢主ちゃんは出てきません。 (2022年9月4日 11時) (
レス) id: 87bf829c46 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - 再び自分側の不注意で、この作品の編集ができなくなりました。新しい作品が出来た場合、この感想欄に書き込んでいきます。大変申し訳ございません。 (2022年9月4日 11時) (レス) id: 87bf829c46 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - 自分側の不注意で別アカウントで書いていた五作目が編集できなくなりました、なのでこのアカウントで続きを書いていきます。大変申し訳ございません (2022年5月10日 18時) (レス) id: 4da284d929 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - わーい！もし地雷でなければこの後のgrさんの小説もぜひ＾＾ (2021年12月23日 20時) (レス) id: d541392df9 (このIDを非表示/違反報告)
アンテール(プロフ) - 最終話お疲れ様です！お話とても良かったです。(*^^*) (2021年12月23日 9時) (レス) @page45 id: 798525d29d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年10月10日 17時
