【黒バス】黄色いヒト。【黄瀬】

活動内容*２７ ページ30

黄「今のAっちには、これで十分スよね」

貴「え……？」



それってどういう意味？




黄「Aっちは…俺にキスしたい。触れたいって思う？」



キスしたいって思うよ。触れたいって思うよ、こんなに好きだから。

好きだからきっとその分不安にもなるよ、だから不安になったときには触れたい、触れて欲しい。

好きだよって愛情表現をしてほしい。


黄「触れたいって言っても、いきなりしないし、心配しないでいいっスよ。」



しない？心配って何が？と首を傾げると


黄瀬くんは「こういうことっスよ」と言って


貴「っ」


私の額に軽く口付けをした。



黄「ようはまぁ……イチャイチャしたいってことっス」



そう言って私の頭をポンポンする。



一方私は口付けをされてから、その場でフリーズ。


黄瀬くんといると心臓が忙しい。こんなでは心臓がいくつあっても足りなさそう。



黄「でも。二人で、ゆっくり大人になればいいんスよ」


ね、って私の頭を撫でる。

うん、と私。



心臓がもたないけれど大好きな人とこれからを過ごしていくのはとても楽しみで、違う世界に来たみたい。

遊園地は本当に魔法の国だ。



浮かれて口角が下がらない私の隣で

まぁ少し手出すかもしれないっスけど。と小さく黄瀬くんが言ったことに気づかなかったのは当たり前だ。






これから始まるのだ、今までの私にとって夢のような大切な毎日が。


今日から、始まりそうです。

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