第40話 ページ44
〜緑間side〜
緑「…っつ、着いたのだよ……!」
高「っちょ、真ちゃん…っ」
……そして俺は、気付いた。気付いてしまった。
______________Aは、これまでに何回裏切られたんだ…?
高尾との件で1回、俺らは…桃井のも合わせると2回……
合計、3回も裏切られた…?
3回も、信じてた人に…?
それで狂うなという方が無理だろう。
俺だったら、生きていくのも諦めたかもしれない。
高「…真ちゃん?大丈夫?」
すっかり落ち着いた高尾が俺の顔をのぞきこんできた。
緑「……あ、あぁ…」
微かに震える指で、インターホンを押す。
『ピーーンポーーン』……
?「誰ですか……ってお前らかよ」
出てきた人物は、俺らを見て明らかに嫌そうな顔をした。
緑「…花宮さん」
花「帰れよ、Aなら居ねぇぞ」
高「…っえ、どこに……?」
高尾がそう聞くと、花宮さんは高尾に
花「お前なんかに教えるかよ、バァカ」
そう言って、舌を出した
高「……っ……」
すると、中から話し声が聞こえてきた。
?「……Aのお見舞いいついくー?」
?「もうすぐ行くだろう」
?「どこの病院?」
?「…すぐそこの○△病院。さっき行ったじゃねーか!」
お見舞い………?
まさか、入院?
緑「…分かりました。行くぞ、高尾」
高「っえ、真ちゃん何処へ…っ」
緑「いいから行くぞ、急げ!!」
花「……((ﾁｯ」
俺らは全力疾走で○△病院へ行き、看護師にAの居場所を聞いた。
高尾は最初訳がわからないという顔をしていたが、病院についてから理解したようで顔を強ばらせていた。
緑「…っここ、なのだよ……」
高「……っ」
俺が扉に手をかけた瞬間。
中からすごい大声が聞こえてきた。
「どんだけ裏切られたと思ってんだよぉぉぉぉ!!!
これで、また信じろっつぅほうが馬鹿じゃねぇの!!?
誰も、信じられるわけねぇだろうがぁぁぁぁ!!!」
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ダンゴムシになりたい - 随分と分厚い猫を被っていらっしゃいますね、時々口調が女子みたいで萌えます。はい。ご馳走様です。 (2017年6月6日 4時) (
レス) id: 2e081cb06d (このIDを非表示/違反報告)
舞 - 好きなキャラ同じです！分かります、良いですよねあの３人。 (2015年10月11日 21時) (レス) id: e9c0507e22 (このIDを非表示/違反報告)
カシスソーダ・スカーレット(プロフ) - フラグを立ててください (2015年3月22日 10時) (レス) id: a651bc5500 (このIDを非表示/違反報告)
wisper・ω・２号(プロフ) - タイトルに裏切り、嫌われというタイトルをいれてくれませんか？それでフラグたちますので (2015年3月22日 8時) (レス) id: 6cb7af91ed (このIDを非表示/違反報告)
呀 - それと、夜兎様の作品を何時も楽しく見ております！今回二度に渡る長文､失礼致しました。これを伝えたかっただけです。更新頑張ってください！ (2015年2月22日 0時) (レス) id: 1336df1413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜兎 | 作成日時：2014年9月26日 23時
