★☆第五話☆★ ページ7
【赤司side】
僕は普通に登校してきた。
が、男3人が教室のドアにたむろって邪魔だ。
赤「___教室のドアを男3人で塞いで何をしている」
僕はデカい男達を見上げる。
紫「まいう棒うまー」
赤「敦、食べすぎだ」
紫「そんなことないよ。いつも通りだよー」
そうだな、いつも通だ。
だが、僕にとっては食べすぎなんだ。
青「げ、赤司……」
黄「赤司っち!?」
すると青峰が心底嫌そうな顔で、
黄瀬が驚愕に目を開いた顔で見てくる。
ドアに近づくと3人の隙間から人影が見えた。
赤「ん?もう一人いたのか」
ふと視線を送ると___
___潤んだ瞳、火照った頬、恥じらいを含んだ表情。
⇒S2ズッキューン//←
一言言わせてもらうと、エr……、可愛い。
桃井じゃないが射抜かれた(※黒←桃設定で)
そこで僕はハタと気づく。
_____この状況は何だ?
男3人に囲まれておびえる少女(同い年)
・・・・・・。
赤「___これはどういう状況だ?
場合によってはメニュー十……」
青黄「何でもありませんっ」
赤「僕は質問をしているんだ、答えろ」
黄「___青峰っちがAっち泣かしたんス!」
青「おま……っ」
青峰が反論する。
そうか、青峰か。
僕の中で何かが切れた。
赤「大輝、ちょっと面かせ」←
青「え」
_____シャキーン☆
青「ぎやああああああぁぁぁ((」
「フラグ立ったな」「まいう棒うまー」
俺は気付けなかった。
黄瀬の行動に______
【Aside】
___黄瀬は、私を支えてくれた。
体が密着する。
貴「___ッ!?」
私は突然の出来事に反応が遅れた。
そして青・赤・紫はこの状況に気づいていない。
私の鼓動が早くなる。
___どっ、どっ、どっ....
なん、なんなんなんっ何で!?
さっきより顔が熱くなる気がした。
正直、反応が遅れたのではない。
もう硬直して指一本動かせなかった。
にも関わらず、心臓だけはゆるまることを知らない。
黄「___あれ?Aっち顔色悪くないっスか??
ちょっと保健室行くっスよ!」
貴「あ、え?ちょ……っ!」
顔色は確かに悪(紅)いと思う。
私は混乱した。
だって、黄瀬も十分……
_____顔、赤いじゃん。
なんで?
その疑問だけが私の中で木霊する。
何で黄瀬が赤くなんの?
わかんない。
___嫌い。
嫌い嫌い嫌い。
大っ嫌いのはずなのに。
何でこんなに
胸が苦しいの_____
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特製コロコロ鉛筆
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翡翠(プロフ) - 小説、とても面白かったです!お疲れさまでした。 (2022年12月26日 1時) (レス) @page20 id: 49ed8a4d79 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミ - また、徒歩戻ってきてくださいね! (2020年3月23日 21時) (レス) id: 5b87307f75 (このIDを非表示/違反報告)
(^∀^) - 今までありがとうございました (одо)てか占ツクやめるの冗談じゃないよね?…… (2015年4月24日 2時) (レス) id: 1abb31156f (このIDを非表示/違反報告)
shi(*^^*)zuku(プロフ) - とても面白かったです。また戻ってきてください! (2013年8月8日 20時) (レス) id: 56f47e3699 (このIDを非表示/違反報告)
涼華(プロフ) - 面白かったです。…ありがとうございました。 (2013年8月4日 17時) (携帯から) (レス) id: c79baaf852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結城なつな | 作成日時:2013年2月22日 16時