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104.透桜煙と真人 ページ37

〜no side 〜









「お!あったあった…これか〜」









同時刻、真人は 高専内の別の場所にいた。




真人は 目の前にある

特級呪物を見てニヤリと笑った。




"宿儺の指"6本、"呪胎九相図"1〜3番…

そして、"透桜煙の煙玉"1個を

手提げバックに入れた。









真人「よし、行こう」









真人はそのまま、出口に向かって歩き出した。




道中、"元人間"の呪霊が転がっていた。




ここにいるまでに立ち塞がった人間は、

全て 真人が呪霊に変えたのだった。




思ったより楽だった為、真人は

呆気ないなと思いながら外へ出た。




そこに…______









 









 









 









「ねぇ、それ 返して」




真人「あ!…Aちゃんだ…!

______いや、透桜煙…かな?」









真人の持っているバッグを指差すAがいた。




今のAは、透桜煙になっていると

真人は見るだけですぐに分かった。









真人「君と話すのは初めてだね」




透桜煙「安心して。貴方が

Aにしてことは 全部わかってるつもり」




真人「そっか!

君は その子を通して見えるんだっけ?」




透桜煙「そんなことどうでもいい。

早くそれを返して」




真人「あぁ…これ?」









真人はバッグから取り出した"煙玉"を

手に持って見せた。









透桜煙「…高専が保有してる特級呪物を奪う…

それが目的で、この交流会を襲ったのね」




真人「まぁ、大体あってるね。

花御は無事?」




透桜煙「花御、ねぇ……

あの呪霊、そう言う名前なのね…興味ないけど」









透桜煙は再び "どうでもいい"と短く返し、

真人の持ってるものを渡してもらおうと

手を差し出した。









真人「うーん、

君は俺が素直に渡すと思ってるの?」




透桜煙「渡してくれたら助かるけどね…」




真人「…じゃあ、はい」




透桜煙「は?」









"返すよ"と言いながら笑い、

透桜煙は真人の行動に疑問を抱いた。









透桜煙「どういうつもり?」




真人「え?だって、返してほしいんでしょ?」




透桜煙「無条件で

返してくれるとは思えないけど」




真人「嫌だなぁ…俺、結構優しいよ?」




透桜煙「嘘つき」

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結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時

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