【呪術廻戦】ね む っ て "た" ひ め 。４

・ ページ36

・









急にAの様子がおかしくなり、

パンダも反応に困ってしまった。









伏黒「透、桜煙……」




透桜煙「伏黒恵。それ以上は話さないほうがいい

アイツの根、深く伸びてる…危険な状態よ」




パンダ「透桜煙が抜いたり出来ないのか？」




透桜煙「…私が無理やり抜けば、

伏黒恵の体が壊れるけど、いい？」




パンダ「いや、良くないだろ…

それなら出来ないって言えよ…」









下手にやっても、危険な状態なのは

一目瞭然だった。









透桜煙「とりあえず、'帳"の外に出るのよね。

行きましょう」









透桜煙はあえて、瞬間移動せずに

パンダのスピードと合わせて走った。









　









　









　









　









透桜煙「……」




パンダ「…？A…じゃなくて、透桜煙

どうした？」









走っていたパンダは、Aの姿の透桜煙が

突然 とある方向を見ながら足を止めたことに

自分も足を止めた。









透桜煙「…………パンダ、先に行って」




パンダ「は？」




透桜煙「用事が出来た…私は行かないと______」




伏黒「ッ、A」









透桜煙は伏黒を見て、ふんわりと笑った。









透桜煙「安心して…この子は、

必ず私が帰してあげるから…」









そのまま透桜煙は

パンダたちの目の前から スッと消えた。

104.透桜煙と真人→←103.2人の背中

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す