検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:155,265 hit

101.限界 ページ30

〜no side 〜









木の根っこから逃げるように

4人は気づけば 建物内に入って 走っていた。









伏黒「大丈夫ですか 狗巻先輩」




狗巻「しゃけ」




貴方「でも、そのドリンクも

もう きれますよね…?」




狗巻「ツナマヨ」




貴方「時間の問題か……」









逃げながら、狗巻は手持ちの

喉に効くドリンクを飲んでいた。




呪言師の狗巻に大事なものだが、

そのドリンクも無限ではない。









加茂「来るぞ!!」









加茂は背後を見て足を止め、

加茂が見るその先には 木の根の上に呪霊がいた。




その呪霊は 木の根の球体状の物体を3つ作り出し

4人に向けていた。




その物体からドドッと根っこが

こちらに向かって伸び始める。









狗巻「「止まれ」」









狗巻の言葉で 呪霊やその根っこまでもが止まる。









加茂「百斂 (穿血!!)」









血液を両手で挟み、

血液を矢のようにして飛ばした。




ソレは、呪霊の顔に直撃し

呪霊の目から生えている木が

少し ボロっと壊れた。









伏黒「!(アレに傷をつけた俺と戦った時は

全然本気じゃなかったのか)」




加茂「急げ どうせすぐ治してくる」




狗巻「ゴホッ」




貴方「………」









4人は再び走り出す。




狗巻で止めて、他 3人が攻撃して距離を取る。




これを繰り返し、五条たちと合流するため

"帳"の外を目指す。




それが、4人の作戦だった。




けれど、その均衡が いつ崩れるか分からない。




今の状態のままでは、

教員に連絡を取る隙もない上、

狗巻の"言葉"の効き目も良くはない。




狗巻の体力を考えても、

あまり長い時間をかけてはいられない。




4人が走り続けていると、建物から出て

屋根の上に登った。




伏黒は鵺を呼び出し、頭を撫でた。









伏黒「狗巻先輩が止めてくれる。

ビビらずいけ」









伏黒の言葉に 鵺は飛び出し

呪霊へと向かって行った。









 









ブシュ




バタン









 









目の前の鵺は、呪霊に穴をあけられていて

同時に、隣にいた狗巻は

口から血を吐き出してその場に崩れた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
668人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します! (2021年2月2日 23時) (レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…!いつも楽しみに読ませていただいてます!更新無理のないよう頑張ってください!! (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。