【呪術廻戦】ね む っ て "た" ひ め 。４

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伏黒「チッ (流石に固いな)」




加茂「(あの刀 どこに隠し持っていたんだ？)」









目の前の呪霊に、4人の攻撃は全く効かない。




その時、呪霊が何かを喋った。









「やめなさい 愚かな児等よ」




「「！」」









音では何を言っているかはわからないのに、

頭には言葉の意味が入ってくる。




その気持ちの悪さに、伏黒とAは

思わず頭を押さえた。









貴方「(なに、これ…

音では何言ってるのか分からないのに…)」




伏黒「(意味は理解できる)

気持ち悪ィな…!!」




「私はただ この星を守りたいだけだ」









呪霊は4人を見ながら、再び 言葉を発した。









加茂「呪いの戯言だ 耳を貸すな」




伏黒「低級呪霊のソレとはレベルが違いますよ」









「森も海も空も もう我慢ならぬと泣いています。

これ以上 人間との共存は不可能です。


星に優しい人間がいることは 彼らも知っています

しかし その慈愛がどれだけの足しになろうか


彼らはただ"時間"を欲している

"時間"さえあれば 星はまた青く輝く」









伏黒「独自の言語体系を確立してるんです」




貴方「……狗巻先輩は 後ろに…」









「人間のいない"時間"。

死して賢者となりなさい」









呪霊の背後に 先程のような根っこが

ゴゴゴと音を立てて生えだした。




そしてソレはまた、4人たちを襲う。

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