98. 対 加茂 ページ23
〜no side 〜
Aと伏黒の2人と 加茂の戦いは
森を突き抜け、とある建物内にまで発展していた
部屋の中では動きにくい。
階段の下にいる伏黒とAへ
何本もの矢が飛んでくる。
それも、やはり 矢は一直線ではなく
方向を変えながら飛んでくる。
その矢を、Aは花弁で壁のような物を作り
矢を弱め、その矢を伏黒がトンファーで弾き 更に
"不知井底"を使い、蝦蟇の舌で矢を巻き取る。
伏黒「…あの物理法則無視の軌道は何なんだ？
加茂さんの術式か…？」
貴方「うん…それ、見て」
Aは伏黒に目で訴えると
伏黒は 蝦蟇の舌に巻き取られた矢を見た。
その矢尻には、少量の血がついていた。
伏黒「……なるほどな」
伏黒は右手で持っていたトンファーを
上下に一回振ると、蝦蟇が巻き取っていた
矢を壊した。
加茂「同時にもう一種 式神を出せるだろ？
水瀬さんも、先程のように 木を出さないのか？
出し惜しみされるのは あまり気分が良くないね」
加茂は 伏黒が式神を
一体しか出していないことを見て 口にした。
伏黒「(玉犬が仕事中だっつーの)」
貴方「("桜並木"は外でしか使えないの)」
決して口には出さないが、
伏黒もAも、同じような気持ちを抱えていた。
貴方「加茂さんも その矢 ラス1ですよね」
伏黒「貧血で倒れても助けませんよ」
加茂「心配いらないよ
これらは全て 事前に用意したものだ」
加茂は 残り1本の矢を 斜め上に放ち
矢は音を立てて天井に突き刺さり、
天井の瓦礫が落ちる。
次の瞬間、素早い動きを見せ
すぐ前に 加茂が伏黒とAの前にいた。
貴方「ッ」
加茂の拳が迫り、Aは腕を前に出して
その拳を防いだ。
けれど、パワーがとてつもなく
ザザザッと 反動で後ろに滑った。
次に、加茂は伏黒に対し 足蹴りをいれた。
伏黒もA同様、腕で防ぐ。
加茂「よく反応したね…______気を抜くなよ」
穏やかな顔から一変し、
加茂の右目から血が浮き出た。
その様子は、伏黒とAの背筋を凍らせる。
続けて 加茂は伏黒に蹴りや拳を振るった。
伏黒はトンファーを降るが、
そのトンファーは音を立てて壊れた。
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結祈華(プロフ) - もんもさん» もんも様、ご指摘頂きまして、ありがとうございます。そちらの方、訂正させて頂きました。いつも読んで頂いてるとのこと、とても嬉しく思います!!ありがとうございます！これからも更新頑張っていきますので、引き続き、宜しくお願い致します！ (2021年2月2日 23時) (
レス) id: df4c614de9 (このIDを非表示/違反報告)
もんも(プロフ) - 92ページの真希さんのセリフが真衣さん表記になっていると思います…！いつも楽しみに読ませていただいてます！更新無理のないよう頑張ってください！！ (2021年2月2日 17時) (レス) id: 8019cb9777 (このIDを非表示/違反報告)
ぬひ - 控えめに言ってすき (2021年1月28日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結祈華
| 作成日時：2021年1月18日 1時
