検索窓
今日:1 hit、昨日:20 hit、合計:179,494 hit

ページ45











五条「悠仁ー、何 Aと手を繋いでるのー?」




虎杖「あー、Aが部屋の前で困ってたから」




貴方「うっ」




五条「…へぇ〜…A、

聞き耳立ててたんだ〜…いけない子だね

______お仕置きしちゃおうかな?」









五条の楽しそうな笑みに、

Aは逃げるように顔を背けた。




それと同時に、虎杖はAの手を離した。









七海「水瀬さんが引いてますよ」




五条「イヤだなぁ…

あれはAの照れ隠しだって!!」









唯一まともな人がいてくれたと、

Aは少し安心感があった。









虎杖「それよりさ、」




五条「悠仁ー、僕のAへの愛情を

"それより"で片付けないで」




虎杖「え…そんなつもりなかったけど」




五条「んー、まぁ そうだろうね悠仁は…」




虎杖「なー 早く皆のとこ行こうぜ」









虎杖は"感動の再会"、"2年の先輩"、"京都校"と

わくわくを募らせ、目を輝かせていた。









五条「悠仁…もしかして ここまで引っぱって

普通に登場するつもり?」




虎杖「え 違うの!?」




五条「死んでた仲間が二月後

実は生きてましたなんて

術師やっててもそうないよ


______やるでしょ サプライズ!!」




虎杖「サプライズ…」




貴方「!ま、待って下さい!!」









楽しそうな笑みを浮かべる五条に、

ポカンとする虎杖に、それを止めるA。









貴方「五条先生のことですから、

そうなると思いましたけど…」




七海「…つまり、水瀬さんは

それを止める為に 朝早くここに来たと?」




貴方「ナナミンさん、よくわかりましたね」




七海「私の名前は"七海建人"です。

その呼び方はやめてください」




貴方「あ…すみません…悠仁がよく呼ぶもので…」




七海「虎杖君にも言ってるのですが」




虎杖「いやー、ナナミンはナナミンでしょ?」









交流会戦がある当日、五条が

虎杖を皆の前に登場させることは

前々から知っていた。




そして、五条のことだ。




素直に虎杖を

皆に会わせるわけがないということも

Aの中で何となく分かっていた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
588人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結祈華 | 作成日時:2021年1月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。