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桜備「シンラ!!アーサー!!
お前ら第8から出て行けェ!!!Aもだ!!」
貴方「……え」
森羅／アーサー「「エエッ!!?」」
火華「第5に来るか？」
森羅「そんな…大隊長…
第8を出ていけって……俺たちクビですか!?
そんな せっかく消防官になれたのに…
ヒーローへの道が……」
アーサー「騎士王への道が閉ざされていく…」
貴方「わ、私…やっぱり桜備大隊長にとって
迷惑者でした…今すぐ荷物をまとめて___」
桜備「待て待てA！勘違いしてるぞ」
桜備は今にも泣き出しそうなAの側に行くと
両肩を掴んで優しく揺すった。
茉希「クビはひどすぎなのでは？バカとは言え…
Aちゃんに関しては断固反対です」
アイリス「どうかあの2人にご慈悲を…
あんなですけど…
Aちゃんがクビなのは 私も納得いきません」
桜備「待て待て お前らも早まるな！
2人に関してはひどいこと言うな…」
火華「A、泣くな。
この無能ゴリラはお前を引き取ったこと
後悔はしていないぞ」
貴方「…え？」
火華「新人研修配属制度を使って
第1への潜入調査を考えたんだろ…
なるほど その手があったか。
ゴリラにしては考えたな桜備」
森羅／アーサー「「………………」」
Aはポカンとしていて涙は止まっていた。
桜備「A、言い方が悪くてすまなかった。
そもそも俺はお前を追い出したりするもんか」
桜備がAの頭を強く撫でると
どこか嬉しそうにしていたAだった。
茉希「やっぱりお父さんに見えます…」
アイリス「血の繋がりは関係なく、
Aちゃんにとっては
そう思っているのではないでしょうか。
微笑ましいですね」
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作者名：ゆいにゃー
| 作成日時：2020年9月19日 1時
