第１８話「嘘ですよね……？」 ページ20
A「藤沢くん、一緒に帰りましょう」
藤沢「悪い、先帰ってて」
A「え……？」
そのまま歩いて行ってしまった
A「藤沢くん……？」
いつからだろう。
藤沢くんの態度が少しずつおかしくなっていったのは。
A「……疲れてるのかな……」
その時は特に気にしなかった
周りに人は居たし、ただ、藤沢くんは忙しいんだろうと思っていたから。
でも
俺が藤沢くんを苦しめていたなんて……
何日もの間、藤沢くんが全然話してくれなくなった
A「藤沢くん」
藤沢「あ、あっち行こーぜ」
A「……」
A「藤沢くん、どうして何も話してくれないんですか」
藤沢「……」
A「俺が何かしま……」
藤沢「うるせぇッ」
ダンッ
机を叩いた
A「！」ﾋﾞｸｯ
藤沢「二度と話しかけんな」
A「……！？」
A「教えて下さい！藤沢くん！俺が何かしたんですか！？何か藤沢くんを怒らせる事をしましたか！？治します！治しますから！」
藤沢「黙れッ！！！」
A「！」
藤沢「何が『藤沢くん』だよ……いい加減ウンザリなんだよッ！」
A「……！」
藤沢「何をするにも俺に付き纏って！目障りなんだよ……！！お前ばっかり目立つしッ！！！黒子黒子ってみんな呼ぶし！」
A「……ふ……藤沢くん……？」
藤沢「ウゼェんだよ、お前」
A「嘘……ですよね……？あの時友達だって……！」
藤沢「からかってやろうって思っただけだよ、誰がお前みたいな根暗と友達になるか」
吐き捨てられた
A「……え……？嘘ですよね……？」
藤沢「その顔……その顔がムカつくんだよッ！！」
ガシッと胸倉を掴まれる
A「苦し……っ」
藤沢「お前の行動、言葉、全部がムカつくんだよ……！お前なんか、大ッ嫌いなんだよッ！！！」
A「……っ！！」
バッと放した
藤沢「お前より俺の方が上なんだよ、俺より超えるのは許さない」
そのまま出て行った
A「……」
言われた言葉を思い出していた
A「！？が……っはぁ……ッ！！」
急に呼吸が苦しくなり地面に倒れた
たまたま傍を通った先生に助けてもらい、なんとか助かった
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猫 - ココロが和みます〜 (2016年11月16日 22時) (
レス) id: 0855777af0 (このIDを非表示/違反報告)
虹空 - ☆ＳＡＹＡ☆さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう更新頑張りますっ！！ (2015年6月6日 1時) (レス) id: 6bbc27748e (このIDを非表示/違反報告)
☆ＳＡＹＡ☆ - すごい面白いです！！ 次どうなるかすごく楽しみです！ 更新よろしくお願いします!\(>д<)/ (2015年6月1日 17時) (レス) id: 6cb883fa0c (このIDを非表示/違反報告)
虹空 - つなさん» つなさん そうなんですか！？なんか初めての作品が私ので良かったのか不安ですが……(汗凄く嬉しいです！更新頑張ります！！ (2015年4月3日 23時) (レス) id: 6bbc27748e (このIDを非表示/違反報告)
虹空 - 鎖姫さん» 鎖姫さん ありがとうございますッ！更新頑張りますね！ (2015年4月3日 23時) (レス) id: 6bbc27748e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹空 | 作成日時：2014年12月14日 10時
