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小鳥の囀りが響く白国の朝。花々が咲き乱れる庭園のベンチで白国の参謀、ノヴァ・ホワイトは読書をしていた。
「…ふぅ、今日はかなり読み進められましたね」
満足そうに本を閉じると、彼女は食堂へ向かう。
食堂へ着くと、ふんわりと甘い香りがしてくる。
「あ!ノヴァちゃん!今日の朝食はパンケーキだって!」
朝早くから起きて食堂の前で朝食を待っていたのは、第一近接部隊のローズマリーだ。
「あら、マリーさん。今日は随分早起きですね。どうしたんですか?」
「実はね、この前ぺいんとさんに買ってもらった目覚まし時計を使ってみたんだ〜!私でもこんな早起きできるだなんて夢みたいだよ!」
彼女は嬉しそうに話す。
「あれ?ノヴァちゃんこそどうしたの?いつもは自室の方から来てるのに今日は庭の方から来てたけど…」
「あー…ちょっと事情がありまして…」
「虫のこと?ならさっき駆除したから大丈夫だよ?」
キッチンからひょっこり出てきた彼は書記長のきりやん。料理も得意であり料理長を任されている。
「本当ですか?ありがとうございます…」
ノヴァはほっと安心すると、彼へ礼を言う。
「いいよ別に…元々はnakamuに建物内の害虫駆除頼まれただけだし…」
なんでもやらせやがって…とため息を尽く。
「あ、そういえばスマイルがノヴァさんのこと捜してたけどなんかあった?」
彼女はその話を聞いてハッとする。
「借りてた本を返すのを忘れてました…今すぐ行かないと…!」
バッ!とノヴァは自室へ本を取りに走った。
「じゃあまたね〜!」
ローズマリーは行ってしまったノヴァの方へ手を振る。
「…朝ごはん食べる?」
彼はローズマリーに聞く。
「もちろん!テーブルのセッティングは任せて!」
彼女は自信満々に言う。
「よし…じゃあさっさとやっちゃうか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「朝からパンケーキとか最高かよ!!」
「ホント、国始めた時に小麦畑作って大成功だったわ〜」
そう話しているのは第二近接部隊隊長、ぺいんとと総統のぴくとであった。
「マリーさんもお茶如何ですか?」
「ありがとう!お願いします!」
ローズマリーにお茶を注いであげているのは、第三近接部隊隊長のクラムだ。
「さぁ、パッと食べちゃって、今日も1日働きましょう」
「はいっ!」
今日も白国は平和です。
_____________
はい、ってことでどうでしょうか?
今回出なかった方もこれから出ます!ではまた!
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カエルの雨傘(プロフ) - タロさん» うわぁぁ…マジすか、今すぐ直してきます!! (2022年9月26日 16時) (レス) id: 0f8d3a3811 (このIDを非表示/違反報告)
タロ - カエルの雨傘さん» 『黒国の特殊部隊隊員、コウレンかオマエッ!!』 ここがコウレン黒国の人になっていました。 (2022年9月26日 4時) (レス) @page7 id: 9c4f338204 (このIDを非表示/違反報告)
タロ - カエルの雨傘さん» がァァァァありがとうございますぅぅぅ!!コウレン視点とか...。ありがとうございますぅぅぅ!! (2022年9月24日 14時) (レス) @page6 id: 9c4f338204 (このIDを非表示/違反報告)
カエルの雨傘(プロフ) - レアウネさん» あっ大丈夫ですよ!いえいえ、こちらこそありがとうございます! (2022年9月24日 9時) (レス) id: 0f8d3a3811 (このIDを非表示/違反報告)
レアウネ - 気付くの遅れたぁ、レイレマ…好きや!出してくれてありがとうございます!ところでなんですが、LINEの方で宣伝とうちの子のお話and立ち絵を出してもよろしいでしょうか…? (2022年9月23日 17時) (レス) @page5 id: 7f9f618b95 (このIDを非表示/違反報告)
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