お泊まり会�� ページ15
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(ホークスside)
「ちょっと、そんなに離れんでくださいよ」
「わっ、ちょ…！」
ファットさんにリビングに布団を敷かれ、渋々端の方に寄って寝始めたAさんの腰をグイと抱き寄せれば、軽い身体はすっぽりと俺の中に収まった。
「も、離してよ…！」
「今日はもう何もしません。約束します」
逃げ出そうとしていたAさんの動きが、ゆっくりと落ち着いてくたりと布団に身体を預けられた。
「なんで俺のこと避けるんですか」
「別に、避けてなんか…」
嘘下手くそか
この人よくこんなんで公安の裏やってたな
『黒子』と呼ばれた時代があった
それを知ったのは俺にも裏の任務を任される日が来てからしばらくのことだった
Aさんがやつれていくのも納得した。だからあの時俺にもあんなことを言ったんだろう
追い込まれて辛い時期だったから。そんなの分かっていたけど、救ってあげたくて、約束を守って欲しくて俺は最速で迎えにいったのに
「…俺のこと、嫌い？」
小さな声で腕の中のAさんに問いかける。
Aさんはもぞ、と少しだけ動いた。
「嫌いじゃないよ。…でも、やっぱりまだホークスのことは男の人として……見れない」
「…そうですか」
あぁ、なんか辛い
受け入れてもらえると勝手に思い込んでた
実際会えば約束なんか忘れられていて、男として見れないだなんて
でも、俺は好きなんですよ
「時間、かかってもいいんで、」
「…？」
「他の男んとこだけは行かんで…」
ぎゅっと髪に顔を埋める。
泣きそうな声だったのかもしれない。ゆっくりとAさんの手が俺の髪を撫でた。
あの頃みたいな触れ方で、子ども扱いされているんだろうなって思うのに、心が落ち着く。
「Aさんが好きです」
ぴたりと撫でていた手が止まった。
数秒してその手はゆっくりと俺から離れていき、身体はくっついているのに心が虚しくなる。
「……おやすみ」
聞こえるか聞こえないかほどの声が聞こえた。
…あーあ、流された
「…おやすみなさい」
その夜はもうAさんの声を聞くことはなかった。
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sana＊(プロフ) - ひなさん» ひなさんありがとうございます😭💖新しい作品あげるなり未完作品更新するなりしたいのですが中々纏まらず🥺また活動再開できるよう日々妄想しながら頑張ります😭🙏 (1月7日 15時) (
レス) id: 25a11890bc (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 1番好き。何度も何度も読み返してる。 (1月3日 23時) (レス) @page50 id: 2495f1671d (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ちゃこさん» 初めまして！コメントありがとうございます😳やったぁあホークス推しが増えました！☺️年下ハンパないですよねぇ🤤楽しんでいただけてよかったです！ありがとうございました！😂💖 (2022年6月18日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 初めまして！ホークス…実はそこまで関心無かったのですが、コレはいかん…このホークスは！やばい😭‼️💕💕年下の破壊力…ま〜幸せ貰いました🙏面白かったです‼️推します😂‼️💕 (2022年6月18日 15時) (レス) @page50 id: e4e61dc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 叶花さん» 嬉しいコメントありがとうございます！😳💖私も初登場から心奪われました😂たくさん読んでいただきありがとうございます！朝チュン好評でしたので続編書きたいなとは思っています！笑 先になるかもしれませんが是非また読んでくださいね😊 (2021年11月29日 2時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年8月30日 17時
