波紋144 ページ10
全身に包帯を巻いて目の前に座る鶴丸さんは頬を掻きながら何があったのか少しずつ話し出した
〜鶴丸回想〜
今日はいい仕事をした(※落とし穴掘り)
出陣も内番も入っていない非番だったからな!
そしたらレイに見つかってしまい追いかけられるも屋根の上に隠れて逃れたわけだ
それで屋根の上からバレ無いように誰が引っかかるか見ていたわけだが…
まさかレイと倶利伽羅が引っかかるとは思わなかったぜ
今日一番の驚きだったな!(笑)
笑いを堪えて観察していると音に気付いた光忠が落とし穴に落ちた二人に気付いたみたいだ
っと…今一瞬こっち見られなかったか?;
光忠は感がいいからな…早めに退散するか
俺は屋根から降りて別の場所に向かおうと廊下を歩きだした
しかしガシッとかなり強い力で肩を掴まれ振り返ると、なんとも恐ろしい顔をした小狐丸と三日月がいた
おいおい;
小狐「お主、また下らぬ事をしたな」
三日月「レイが困っておったぞ?…早く埋めてこぬか」
そのレイが引っかかったとは言いだしづらい状況だ
しかし今からその場に向かうと光忠のお説教をくらうことになる
鶴「それなら問題ない!もう引っかかった者がいるようだからな!後で埋め直すさ!」
小狐「お主と言う奴は〜(怒)」
三日月「して、引っかかった者とは?」
鶴「え"…そ、それは…;」
三日月「もしや…レイではあるまいな?(ゴォォォ」
鶴「あ、あはははは……(滝汗)」
いつも穏やかな三日月が今は黒い笑みを浮かべてスラッと抜刀しかけている
勿論逃げたさ全力で!
だが逃げた先でもっと恐ろしいものが待ち受けていたんだ
光忠「やあ鶴丸さん…探したんだよ?(スラリ)」
一期「先程レイ殿が怪我をしたと薬研の元を訪れていたのですが…ご説明願えますかな?(スラリ)」
それからは言わなくても分かるな?(ガクガク)
〜回想終了〜
鶴「と、言うわけだ」
『…………いや、もうね…うん』
自業自得と言うか…仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど…
うん、仕方ないな
鶴「だが俺はこの本丸に驚きを届けるためにこれからも「ダンッ!!」ヒィッ!!」
一期「おや?まだ懲りていらっしゃらないようで?」
鶴丸さんの真横に抜刀した一期さんの刀が刺さった
一期「薬研、レイ殿を部屋の外に」
薬研「レイ姉行くぜ?」
『ちょっ!?鶴丸さんの手入れ!!;』
その後鶴丸さんの悲鳴が本丸に響き渡った
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黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ!!応援ありがとうございます( ´∀` )これからも頑張りますね! (2016年8月8日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか!?頑張って下さい!応援してます!(*´ω`*)何回もコメしてすみません! (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます!無事帰って来たので更新を再開します( ´∀` )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ!何とかなりますって!(*´∀`) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね!!4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください! (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年7月20日 19時