【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士4

波紋166 ページ35

薬研「レイ姉！ちょっと相談したいことがあるんだが」


『あ、薬研起きたんだね！』


薬研「あぁ！わりぃ、兄弟達寝かせてたら寝ちまって…；」


『朝早かったんだからしょうがないよ；』


薬研「それで、相談なんだが…実は兄弟達が肝試しがしたいって言っててな…ってレイ姉？…おーい、大丈夫か？；」


『き…き…肝試し…(滝汗)』


薬研「あ、無理にとは言わないんだが…；」



勿論するよ？

子供たちの頼みだからね！

でも怖いの嫌いなんだよなぁ…(ｶﾞｸｶﾞｸ)

はっきり言おう

私は絶対に脅かす役に回るからな

ぜっーーーーーたいに脅かされる側は嫌だ！！！



『分かった、いいよ…じゃあ皆も誘って肝試し大会しようか！』


薬研「本当か！？よかったぁ…じゃあ俺っちは兄弟に知らせてくる！」


『走ったらこけるよ〜』


薬研「大丈夫だ〜」



そんな薬研に手を振った後、その場に膝をついて崩れ落ちた

いや…いいとは言ったものの…

子供向けのお化け屋敷でも怖がる私がこんな広い本丸でガチ肝試し？

この間の事もあるし夜にあまり歩きたくないんだけど！？

しかし子供たちの為だ…我慢するんだ…



鶴「わっ！！！」


『…………(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ)』←聞こえてない


鶴「…あれ？；おーい、レイ？；」


『大丈夫…やればできる…そうだ、きっとダイジョウブ…』←聞こえてない


鶴「…；(ｸﾞｲｯ」


『き"ゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー！！！？？』←やっと気づいた


鶴「えぇ！！？；」



いきなり体が持ち上げられてかなり驚いた

もう悲鳴を上げるくらいに…









長谷部「主ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！」


一期「何かありましたかレイ殿！！？」


光忠「レイちゃん！？敵襲かい！？」


大倶「ﾀﾞｯ)………」


蛍「主様！！」


加州「どうしたの！！？」


『あ…いや…その…ナンデモナイデス；』



私の声を聞いて皆が集まってきた

長谷部さん、ちょっと落ち着いて息しましょう

一期さん、抜刀しちゃダメです

光忠さん、お玉振り回すと危ないです

大倶利伽羅さん、まさか来てくれると思わなくてちょっとうれしいです←え

蛍君、落ち着いて…右手に持っている芋を投げようとしない

加州さん、ネイルの途中なんですね…乾かしながら来なくても…；



『み、みなさん…何でもないので落ち着いてください；』


鶴丸「(え、これ俺が悪い？；)」

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