波紋139 ページ4
その後小狐丸さんは三日月さんに怒られていた
いや〜…あんなに怒った三日月さんは初めて見たかな(ガクガク)
私はその間にその場を抜け出してお菓子の誘惑を断ち切って鶴丸さんの捜索を始めた
しかし何処にいるのか、又はどこに隠れているのか分からないが全然見つからない
本丸中を探すとなれば時間が掛かる
その間に誰か落とし穴に引っかかってしまうかもしれない
仕方ない、と庭に戻って自分で埋めることにした
後でシバく!!
大倶「…何してる」
丁度シャベルを持った時に大倶利伽羅さんと会った
確か今日は馬当番でしたね!
『うわっ!』
大倶「被ってろ…」
『麦わら帽子…?あの』
大倶「日を浴びるとダメなんだろ?」
『それはそうですが…いいんですか?』
大倶利伽羅さんは何も言わずにポンポンと頭を撫でてシャベルを見つめた
『あ、あぁ…これですか?実は鶴丸さんが落とし穴を掘って逃走してしまったので私が埋め直そうと思いまして;』
落とし穴、という単語を聞いて嫌そうな表情を浮かべた大倶利伽羅さん
…過去に引っかかった事があるのかな?
そして何回やったことがあるのかな鶴丸さん?(黒笑)
溜め息をついた大倶利伽羅さんは私のシャベルを取って視線で何処だ、と訴えてきた
先程鶴丸さんが掘っていた付近にお連れすると溜め息をこぼしていた
そりゃそうですよね;
『確かこの辺りだったはずなんですが…誰も引っかかっていないようで安心しました!』
大倶「おい、むやみやたらと歩き回ると『ギャッ!!』っ!?」
そうです…
私は馬鹿なのです
この付近、と言うのは覚えていたけど何処にあるのか分からないのに…
後ろに一歩下がったら落ちました
………助けようと手を伸ばしてくれた大倶利伽羅さんと一緒に
『すいませんすいませんすいませんすいません(泣)』
大倶「………」
しかもだ
私を庇ったのか大倶利伽羅さんが下敷きになっておられるではないか!!
もう穴があったら入りたいです…入ってるけど!!
『本当に申し訳ありません!!』
大倶「…怪我」
『怪我したんですか!!?』
大倶「あんただ」
『え?』
指差された場所を見ると腕に擦り傷が出来ていた
言われると痛いのが分かる時ってあるよね
今その状況だよ
『これくらい大丈夫ですよ!…それにしても結構深いですね』
大倶「(あの馬鹿殺す!!)」
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黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ!!応援ありがとうございます( ´∀` )これからも頑張りますね! (2016年8月8日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか!?頑張って下さい!応援してます!(*´ω`*)何回もコメしてすみません! (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます!無事帰って来たので更新を再開します( ´∀` )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ!何とかなりますって!(*´∀`) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね!!4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください! (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年7月20日 19時