波紋154 ページ21
『…あのさ;本当にやるの?;』
鶴丸さんから貰った着物を着て、頭に透けた白い布をかぶせ太郎さんと手を繋いでいた
…アンバランス
薬研「ほぉ〜レイ姉俺っちの嫁に来ないか?」
乱「薬研ズルい!!僕のお嫁さんだよ!!」
厚「しっかし元が綺麗だからより一層綺麗だな!」
前田「太郎さんご協力感謝します」
平野「ありがとうございます」
五虎「姉上…その、綺麗です!」
秋田「(でもいち兄が見たらなんていうでしょう…;)」
獅子「よし!鶴丸は部屋にいるから行こうぜ!(偵察係だった)」
太郎「では行きましょうかレイさん」
『は…はい;』
太郎さんに手を引かれ歩き出した
しかし本当にこれで鶴丸さんを驚かす事が出来るのだろうか?;
途中ですれ違った安定さんに二度見されたんだけど…;
獅子「いいか?まず太郎とレイで部屋に入ったらあたかも真剣な雰囲気を醸し出して"話がある"と鶴丸と向かって座ってくれ」
薬研「そしたら少し間をあけて"私達夫婦になる事になりました"って言うんだ」
乱「絶対に笑っちゃだめだよ?」
太郎「分かりました」
『頑張ってみる…;』
前田「じゃあ僕達は隠れていましょう!」
そう言って太郎さんと私以外の皆は隠れてしまった
もう…やるしかない
『なんかごめんなさいね太郎さん;』
太郎「いいえ、お役に立てるのでしたら」
息を飲んで深呼吸し、鶴丸さんの名前を呼んだ
鶴「レイか?入って問題ないぜ?」
恐る恐る襖に手を掛けそっと開ける
すると机に向かい何かを書いている鶴丸さんがいた
太郎さんを見ると頷いて中に押される
『鶴丸さん…大切なお話があります』
鶴「大切な話?一体な…………なんっ!?」
『座ってもよろしいですか?』
鶴「…………(コク」
太郎「では失礼します」
私と太郎さんが座ると鶴丸さんは手に持っていた筆を落として慌てて面と向かって座った
その表情は困惑している
鶴「は、話とやらは…?」
太郎「実はとても急なお話なのですが…」
『私と太郎さん、夫婦になる事になりました』
鶴「…………………………ぇ」
目を見開き私と太郎さんを交互に何度も見る鶴丸さん
どうやら相当驚いているようだ
薬研達のこの作戦は成功…で、いいのかなぁ;
鶴「スク)………」
『え…鶴丸さん…?』
突然立ち上がった鶴丸さんは何も言わずに部屋から出て行った
もしかして…怒ってしまった?
289人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ!!応援ありがとうございます( ´∀` )これからも頑張りますね! (2016年8月8日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか!?頑張って下さい!応援してます!(*´ω`*)何回もコメしてすみません! (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます!無事帰って来たので更新を再開します( ´∀` )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ!何とかなりますって!(*´∀`) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね!!4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください! (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年7月20日 19時