波紋148 ページ14
部屋に戻ると布団を敷いてその上にボフッと倒れこんだ
なんか…疲れた
鶴丸さんの落とし穴に落ちるし、水鉄砲合戦をして一期さんに怒られるし…
もう今日は寝ようと思い明かりを消そうとしたらスッと横から手が現れて私の手を掴んだ
もう悲鳴どころの話ではない
本当に怖い思いをすると悲鳴すら出なくなるんだと実感した瞬間だった
三日月「はっはっは!そんなに驚かなくてもよかろう?」
『みみみみみ三日月さん!!?驚かさないでください!!一瞬幽霊かと思いました!!(泣)』
三日月「いや、レイが怪我をしたと聞いたのでな?」
『少々腕を擦りむいただけなので大丈夫です…;』
三日月「してレイは幽霊が怖いのか?」
『そりゃ怖いですよ!!切れませんし!!』
三日月「なら安心するがいい…石切丸はそう言う類いの者も祓えるのでな」
確か石切丸さんは御神刀だったかな…?
それはそれで安心だけど…心臓に悪い
三日月「元気そうで安心したぞ?…では俺は戻るとしよう」
そう言って私の頭を撫でてから部屋を出て行った
しかし未だに心臓が早い
それに…なぜか背後が気になりだす
恐怖番組を見た後みたいな…
『…………誰も居ないよね?』
私以外いない部屋にそう囁く
しかし返事は無い
当り前だ…私しかいないのだから
『もう寝よ(カタッ)#%■#%△$”!!!??』
前権撤回
なんか物音がした!!
無理無理無理無理無理ィィィィィィィ!!!!!!!
怖くて抱きしめていた枕を持ったまま自分の部屋を飛び出し廊下を走った
スパンッ!!
全「(ビクゥッ!!)」
『もう…無理です…(泣)』
三条部屋に飛び込んで傍にいた今剣に抱き着いた
勿論何が起きているのか皆は知るはずも無く…ただビックリしていた
今剣「ど、どうしたんですかレイ?」
三日月「はっはっは」
『三日月さん…ワザとやりましたね!?どうしてくれるんです!?(泣)』
三日月「おや?何のことだか(笑)」
小狐「一体何があったのです?三日月、知っているのですか?」
三日月「はて…俺は知らんぞ?」
石切丸「何にせよ一度落ち着こうね?」
今剣に背中を撫でられて何とか落ち着こうとするも怖いものは怖い!!
襖の隙間や風の音が気になって仕方なかった
『私部屋に戻りたくない!!無理!!(泣)』
そう言って半泣きで今剣を抱きしめていた
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黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ!!応援ありがとうございます( ´∀` )これからも頑張りますね! (2016年8月8日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか!?頑張って下さい!応援してます!(*´ω`*)何回もコメしてすみません! (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます!無事帰って来たので更新を再開します( ´∀` )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ!何とかなりますって!(*´∀`) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね!!4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください! (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年7月20日 19時