波紋146 ページ12
それはそれはとても怖い顔をしていらっしゃる一期さんからお風呂を上がるように言われ、着替えを済ませて皆と一緒に大広間に向かう
勿論怒られるのは分かっているし今すぐ逃げ出したいと思っている
薬研はもう諦めたような顔をしていたが他の子達は怒られるのが怖いのか私にしがみ付いたり若干震えていたりする子がいる
私だって怖いさ！！
大広間に着くとニコニコしている一期さんが立っており"座りなさい"といった視線を向けてきた
皆一列に並んで一期さんの前で正座
勿論私も一番真ん中で正座している
一期「一体何をしていたのかな？(黒笑)」
『え〜…っとですね、皆で水鉄砲合戦をしておりました；』
一期「風邪を引くとは思わなかったんですか？(黒笑)」
薬研「お湯に浸かりながらやるから大丈夫だろうと………レイ姉が」
コヤツ私を売りおったな！？(泣)
薬研のその言葉で痛い視線はすべて私に注がれることになった
しかし言ったのは言った…でも薬研もノリノリだっただろうがぁぁぁ！！！
一期「レイ殿、貴方は我々刀剣の主です…皆と仲良くするのはよい事です。しかし、いささか今回はやりすぎではありませんか？」
『い、いや…あまりに楽しくてつい…』
一期「ほぉ？(黒笑)」
『す…すいませんでしたぁぁぁ！！！(泣)』
もう畳におでこが付くのではないかと言うくらい頭を下げて謝った
私に続いて短刀達もちゃんと謝りだすと一期さんは大きなため息を吐いた
一期「今回は許しましょう、仕方ありませんしね…ですが次は無いですよ(黒笑)」
全「『二度としません！！』」
一期「ﾊｧ…では各自部屋に戻りなさい」
そう言うと一斉に部屋に戻っていく短刀達
私も部屋に戻ろうと立ち上がったが一期さんに引き留められた
それを見てしまった薬研は"頑張れ！"と言う視線だけを送ってｻｻｯと部屋に戻ってしまった
くそぅ…(泣)
一期「レイ殿、弟達は子供の姿ではありますが皆男なのですぞ？」
『あ、ハイ…』
一期「もう少し危機管理をなさって下さい！」
『えっと…危機管理と申されますと………うん？』
一期「ですから……………(ｸﾞｲｯ」
一期さんに引っ張られたかと思ったら押し倒され私の上に一期さんが乗っかる様にして跨っている
まってまってまって…ドユコト？
一期「…こうして、痛い目に合うかもしれませぬぞ？」
『…………えっと、痛くはなかったです？』
その日一番のため息をついた一期であった
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黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ！！応援ありがとうございます( ´∀｀ )これからも頑張りますね！ (2016年8月8日 0時) (
レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか！？頑張って下さい！応援してます！(*´ω｀*)何回もコメしてすみません！ (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます！無事帰って来たので更新を再開します( ´∀｀ )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ！何とかなりますって！(*´∀｀) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね！！4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください！ (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年7月20日 19時
