波紋137 ページ2
縁側に仁王立ちして穴を掘り続けている鶴丸さんを見下ろした
『鶴丸さん？何をやっておられるのですかな？(黒笑)』
鶴「ﾋﾞｸｯ!)…なんだレイじゃないか！」
『一体誰とお間違えになられたのですか？(黒笑)』
そう言うと穴を掘っていた手を止めて苦笑いを浮かべた
一期さんでしょ？ぜーーーーったい一期さんだと思ったでしょう？
『こんな所に穴を掘ったら誰か落ちて怪我をしてしまうでしょう！？』
鶴「人生には驚きが必要だろう？」
『落とし穴だけが驚きでもないでしょうに…もっと危険度が少ないやつにしてください』
寧ろ止めてください
もし短刀達が真似し始めたら…あぁどうしよう
鶴丸さんは落とし穴から出てくるとその上に小細工を仕掛けあたかも普通の地面である様に見せかけてその場から逃走した
勿論逃がす訳ないでしょう？
『鶴丸さん！！自分でしたことは自分で片づけなさぁぁぁい！！！(ﾀﾞｯ!!』
鶴「レイ！？日に当たってしまうぞ！？(でも逃げる」
『多少大丈夫ですよ…それより埋め直してください！！！怒りますよ！？』
鶴「もう怒っているだろ！？」
『今から埋め直せば怒りませんよ！！』
しばらく庭で鶴丸さんと追いかけっこが続いた
まぁ…そんな体力ある訳ないからすぐバテたけど…；
もう限界、と縁側に倒れこむと勝ち誇った顔をした鶴丸さんが見えた
………なんかムカつく
三日月「おや？こんなところで何をしているんだレイ？」
小狐「主様！？そんなところで寝ていると誰かに踏まれてしまいますぞ？」
偶々通りかかった三日月さんと小狐丸さんは私を挟んで座ると不思議そうな顔を向けてきた
縁側で寝てるってこと自体珍しいもんね…息を切らして！！
『鶴丸さんを捕まえようと思ったんですけど…逃げ足が速くて』
三日月「日の下に出たのか？レイ、少々ぐらい問題ないと言えど用心しなければらなぬだろう？」
小狐「そうですぞ主様！主様に何かあったら私が倒れてしまいます！」
『それは困ります；』
三日月「してレイよ…なぜ鶴丸を追いかけていたのだ？」
『先程庭先で鶴丸さんが落とし穴を掘っているのを目撃しまして…埋め直させようと思ったら逃げられてしまったので…』
小狐「あのバカ者が〜…」
三日月「して鶴の姿が見えぬが？」
『え"ぇ！？』
先程まで鶴丸さんがいた場所を見ると…そこには誰も居なくなっていた
くそぅ…逃がした(泣)
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黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんありがとうございます☆もちろん続けますよぉ！！応援ありがとうございます( ´∀｀ )これからも頑張りますね！ (2016年8月8日 0時) (
レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 続編決定ですか！？頑張って下さい！応援してます！(*´ω｀*)何回もコメしてすみません！ (2016年8月8日 0時) (レス) id: ba4810b962 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 妖奈さんコメありがとうございます！無事帰って来たので更新を再開します( ´∀｀ )お楽しみに☆ (2016年7月31日 14時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
妖奈 - 大丈夫ですよ！何とかなりますって！(*´∀｀) (2016年7月30日 23時) (レス) id: e4ab05e817 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 妖奈さん» 全力で頑張りますね！！4章で終わらない気がしてならないのですが(泣)温かい目で見守っててください！ (2016年7月24日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年7月20日 19時
