波紋134 ページ48
【〜大樹side〜】
ｿﾞｸｯ
大樹「…なんだ？」
夏「な〜に〜？どうかした？」
背中に走った寒気に思わず後ろを振り返った
しかしそこにいるのは夏のみ
他の刀剣達は酔いつぶれて寝てしまっている
大樹「別に…」
夏「レイちゃん可愛いわね！あの子も"お気に入り"なんでしょ？」
大樹「うるせぇよ」
夏「雪だってそうじゃない、あの力があるから"お気に入り"になった…私だってそう」
大樹「あの人の珍しいもん好きには困ったもんだ」
奈央の"お気に入り"
それは特殊な力を持つものや珍しいモノ
今に始まった事じゃないが、そう言う奴らは殆どが奈央のお気に入りだ
…"彼奴"もそうだったな
夏「レイちゃんは見た目かしら？それとも…あの底知れない霊力？」
大樹「両方だろ、別に特殊な力を持っていなくても、アルビノは珍しい」
夏「まぁねぇ〜…思っていたよりかわいい子だったわ！」
大樹「もう寝ててくれホント、頼む、頭痛い」
夏「あら？なら付きっきりでお世話してあげよっか？」
大樹「殺す気か？殺す気だろ？」
こうして夏と話すのも久しい
俺達が集まることなどそうないからな
理由は簡単だ
夏「また呼ばれてるんでしょ？」
大樹「そうだな…行かなきゃいかん」
夏「私は"予備"だから呼ばれてないけど…雪も行くと思うわよ？」
大樹「はぁ…雪も小さいのに大変だな」
夏「仕方ないわよ…だって「止めろ」何よ！」
大樹「俺達が志願したんだ、望んでな」
夏「それは分かってるわ」
重い腰を上げて三日月を呼び出した
三日月「行くのか？」
大樹「付いて来てくれるだろ？」
三日月「あいわかった」
大樹「じゃあこの本丸のこと頼んだぜ夏」
夏「OK！ポテチ×10袋で手を打つわ☆」
大樹「お前ホントやな奴」
夏「頑張れ〜！」
夏に見送られ三日月と共に転送術で移動した
もう何度も使っているから慣れたものの…初めてした時なんかｴｸﾞｲ状態だった
？「おや？もう来たのですか？」
大樹「来いって言ったのはそっちだろう？」
？「そうですね、貴方にはやって貰わなくてはならない事があります…あの二人が動けぬ以上貴方が動くしかないですよ」
雪「やっほー大樹！お疲れ！」
太郎を連れた雪はおかしを食べながら席についていた
？「では始めましょう…"極秘特殊部隊会議"開幕です」
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葵 - 初めまして、いつも読ませてもらっています！早速なんですが、厨担当が厨短刀になってますよ！初めてコメントするのにすみません！これからも応援しています。 (2018年7月28日 20時) (
レス) id: 5fb93d012b (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 虎苺さん» ご指摘ありがとうございます！修正する前に読み直してみたら「じじいより長ぇ！！」と一人で大笑いしてしまいましたｗありがとうございました！ (2016年7月18日 21時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
虎苺(プロフ) - うぐの鍛刀時間は3:20ですよー。4:20になってます(＞人＜;) (2016年7月18日 21時) (レス) id: 56d38a1884 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - (夏｀ω´)ﾉ茄さん» こんにちは！いつもありがとうございます！ご指摘いただいたところは修正しました！ありがとうございます！今後も応援よろしくお願いします☆ (2016年7月18日 16時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
(夏｀ω´)ﾉ茄(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて貰ってます！波紋129の最後の方で名前の誤変換がありました。たぶん「何のプ(人1)だこれは」となっていると思います。勘違いだったらすみません;;更新待ってます (2016年7月18日 15時) (レス) id: 5ed2fa6b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年7月10日 11時
