【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士3

波紋127 ページ41

大樹「こいつらと家族だったら身が持たん」


雪「それ、こっちのセリフな」


夏「絶対嫌よ！煩そうだし！」


大樹・雪「「一番煩い人に言われたくない」」


夏「なんだって？(黒笑)」


大樹・雪「「ナンデモナイデス」」


『あ、あはは…(振るんじゃなかった；)』


大樹「大体なんでこんなオネェと……(ﾊﾞｯ)←口押さえる」



オ、オネェ？

ってちょっと…どうして夏希さん短刀構えてるの！？

そして雪君！？平然とお菓子を食べてるけど口元ﾆﾔついてるよ！？



『あの…失礼ですが…もしかして夏希さんって…』


雪「夏希は心が乙女なんだ〜！」


大樹「ちょっ！？雪！？何言ってんの！？；」


夏「あらぁ…死にたいのかしら？」


大樹「頼むから平和に語ろうぜ！？」


夏「シバいた後でな」



その直後、大樹さんの悲鳴が本丸中に響き渡った

雪君は太郎さんに耳塞がれてるし私も自分で塞いだ

私の場合、自分で塞いでいる上から一期さんの手で塞がれているので二重防音だ

…そして太郎さんも一期さんも後藤君も、どうして平気なのかな？；



『ありがとうございます一期さん…大丈夫でした？』


一期「ご心配には及びません、それに…レイ殿が無事であれば私は満足です(ﾆｺ)」


『あ…そうなんですか；』



もう大声選手権出れるんじゃないかってくらい煩かった

雪君はそんな大樹さんにイラついたのか太郎さんの大太刀で殴ろうとしている

が、大太刀が重くて持ち上がらないみたいだ

叫んだ本人は…見なかったことにしよう(ｶﾞｸｶﾞｸ)



夏「ふぅ…疲れた〜…レイちゃん！」


『は、はい！？』


夏「私の事は"夏"とよんで頂戴！女同士仲良くしましょうね！」


雪「ちょっと夏！レイお姉ちゃんが混乱してるでしょ！？」


夏「確かに体は男よ？でも乙女なの！だから女よ！」



要するにさっき大樹さんが言っていた通りってことか…

でもどう見ても綺麗なお姉さんにしか見えないのに



『では夏さんと呼ばせていただきます！』


夏「固いわねぇ…まあいいわ！…いつまで死んでるつもり？」



床に顔がめり込んでいる大樹さんを突きながらそう言って笑っていた

まず顔がめり込んでいる時点でアウトだ

大樹さんが顔をあげると鼻が真っ赤だった



大樹「ｲﾃﾃ…本気でやりやがった」


夏「手加減したわよ！」


大樹「そうかよ…じゃあそろそろ自己紹介も済んだし、本題に入りますか」



そう言うと雪君や夏さんの顔が真剣になった

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