波紋7 ページ8
ちょっとくすぐったい感覚にうっすら目を開けた
あの後洗濯物を乾かして寝ちゃったんだ
一期「あ、お目覚めになりましたか？」
『！？あ、え、…すいません！！』
一期「…？」
あぁ、私の馬鹿〜
怪我人放って寝てしまうなんて〜…はぁ
『あの…怪我は大丈夫ですか？って、大丈夫じゃないですよね、すいません…』
一期「痛みはありません…手当ては貴方が？」
『あいにくこの家には私しかいなので…私がやりました』
一期「私は一期一振と申します…貴方はレイ殿、でよろしいですか？」
『はい、私はレイといいます！』
一期「助けていただいてありがとうございます」
笑顔でお礼を言われアタフタとしてしまう
というか、どう接していいかわからない
『あの、…もしかして、薬研のこと知ってます？』
一期「薬研は私の弟ですな」
『薬研のお兄さん！？あっあの！薬研は無事ですか！？』
一期「えぇ、戻ってくるなり"姉上"が出来たと皆に自慢しておりました」
薬研…本当に皆に話したんだね；
でも、ちゃんと元の場所に戻れていてよかったぁ…
急だったからね
一期「薬研を助けて下さったのですよね？その上私まで…ありがとうございます」
『とんでもありません！私にできることは限られていましたので…それに、薬研が来てくれて嬉しかったです！なんだか弟が出来たみたいで…』
一期「薬研の"姉上"なら、私の妹と言う事になりますな(ﾆｺ)」
『あははっ！私の方が幼いですもんね！』
一期「…薬研の言っていたことが、分かる気がしますね」
『え？(なっ何を言ったの薬研；)』
一期「レイ殿の傍にいるととても暖かい感じがします」
『それは光栄ですね！』
一期「(しかも傍にいるだけで傷が癒えている感覚がする…もしや)」
いきなり包帯を解き始めた一期さん
慌てて止めようとするが、包帯は案外簡単に解かれてしまった
一期「やはり…」
『え、…えぇ！？傷！傷が無い！？さっきまでひどい怪我でっ…あれ！？』
酷い切り傷が綺麗に、なかったかのように消えていた
しかし一期さんの来ている服には血が付いているので確かに傷はあったのだろう
あったはずなのに…なんで？
一期「レイ殿には傷を癒す術かなにか…お持ちですか？」
『持ってません！持ってたら包帯を巻く前に使ってます！』
訳が分からないと頭を抱えいると、一期さんがｸｽｯと笑っていた
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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです！これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀｀ ) (2016年7月17日 1時) (
レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね！ 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます（＾＾） (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します！ありがとうございます！ (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年6月23日 21時
