波紋46 ページ50
燭台「ここをまっすぐ行ったら薬研君達がいるからね」
『本当に申し訳ありませんでした』
燭台「いいよ、まっすぐなら迷わないでしょ？」
『う…』
イタイところをついてくるなぁ…；
光忠さんにお礼を言って速足で薬研の処に向かう
燭台「あ、もうすぐ夕餉が出来るから薬研君達と一緒に来るといいよ！」
『分かりました！』
先程厨を覗いた時に美味しそうなおかずがいっぱいあった
今から楽しみだ〜
『…ここだよね』
見覚えのある部屋の前に立つとゆっくり襖を開けた
薬研「レイ姉！話は終わったのか？随分長かったな！」
『あ〜…皆の手入れをしていて…それで………迷子になって』
薬研「ﾌﾟｯ…あはは！それで遅いわけか！」
『笑わないでー！私だってワザとじゃないんだからー！！』
薬研「悪い悪い…っｸｸｯ」
『まだ笑ってるし…はぁ』
相当ツボに入ったのか笑いが収まらない薬研
その度に私の顔がゆでだこですよ
はいはい、わたしは方向音痴です！！悪いか！！(泣)
薬研「あー…それで俺っちに何か用か？」
『あのね、霊力について教えてくれる？よくわかんなくて…』
薬研「手入れの時に教えてもらわなかったのか？」
『無意識で霊力を注いでいたらしくて、だからよくわかんない』
薬研「じゃあ簡単に…え〜、霊力は人間が全員持ってるものではなくてな？限られた人間が持ってる…そんな人間が俺っち達の主に選ばれるんだ
霊力で出来ることは結構あって、まとめると結界・手入れ・浄化なんかに使用する
霊力を使いすぎると倒れたりするから使う時は注意が必要だ…レイ姉の霊力は底なし状態だから倒れることはないと思うぜ？」
『へー…便利だね』
薬研「確かに便利だが、それを悪用することもできる…言霊、ってのが主にな」
『言霊って…？』
薬研「言葉に霊力を乗せて、例えば俺っちに"動くな"って命令されたとしよう
すると言われた通り動けなくなるんだ、じゃあ仮に"破壊しろ"って言われた時は『分かった！』…レイ姉？」
平然と話している薬研だったけどその眼に恐怖が宿ったのを見逃さなかった
まるで言われたことがあるような…そんな感じ
傷を抉るような事を言わせたくなくて話を遮った
『もう分かったから大丈夫、教えてくれてありがとう』
そう言って薬研の頭を撫でた
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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです！これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀｀ ) (2016年7月17日 1時) (
レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね！ 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます（＾＾） (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します！ありがとうございます！ (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年6月23日 21時
