波紋45 ページ49
三日月さんの傷を治した後、一旦解散となった
霊力とは…一体どんな事が出来るのか
それが知りたくて薬研の元へ行くことにした…が
『あれ…どっちだっけ…;』
なんせ広い本丸…
部屋から出たものの考え事をしている内に迷子になってしまった
16歳にもなって迷子とか…情けない…(泣)
『此処はどこなんだ…』
1人で出歩くなと言われたそばからこれだ
歩いているところも見覚えが無い
ちょっと悲しくなってきた時、いい匂いが鼻をくすぐった
その方向に行けば誰かいるかもしれないと思って歩いて行く
『…厨?』
その入り口にそう書かれていて現代で言う台所であることが分かった
うん、一応歴史の勉強はしてたしね!
『……あの〜』
中を覗くと2人の姿が見える
切りかかられてこないようにソロ〜っと声を掛けてみた
?「あれ?もしかしてレイちゃん?」
『はい、そうですが…』
?「どうしてここに来たのかな?」
『実は………迷子で;』
?「あぁ、この本丸は広いから仕方ないね」
『すいません…邪魔をしてしまって』
燭台「いいよ、僕は燭台切光忠。あっちは歌仙兼定…僕らは皆の料理を作ってるんだ」
『燭台切さんに歌仙さんですね!ご存知かもしれませんがレイと申します』
燭台「短刀達が噂してたから殆どの人がレイちゃんの事を知ってるよ、ねぇ歌仙君」
歌仙「そうだね、綺麗な白髪の女子と聞いていたけど…実際に見てみると可愛いね」
『ありがとうございます…』
燭台「で、レイちゃんはどこに行くつもりだったんだい?」
『薬研の処に…』
燭台「じゃあ僕が案内してあげるよ、いいよね歌仙君」
歌仙「構わないよ」
燭台「じゃあ行こうかレイちゃん」
『すいません…』
厨を出る時に歌仙さんに一礼してから燭台切さんについて行った
燭台「僕の事は光忠でいいからね?燭台切って呼びにくいでしょ?」
『そ、そんなことないです………でも光忠さんと呼ばせていただきます』
確かに呼びにくいっちゃ呼びにくいけど気にならなかった
でも光忠さん、っていう方が呼びやすいから…
燭台「レイちゃんって結構方向音痴じゃない?」
『え"…どうしてですか?』
燭台「薬研君の部屋は真逆の方向だよ?」
oh…
マジですか…
部屋を出て最初に曲がったところから間違えてたってことですか(泣)
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黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» とんでもないです!これからもどうぞよろしくお願いします( ´∀` ) (2016年7月17日 1時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - へー、そうなんですね! 勉強になりました、わざわざありがとうございます (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 雪華さん» 目の黒い部分には色素成分がなく、血液の色が透けて見える為赤目に見える人がいるそうです。←一応調べてそう言う設定にしてます(^^) (2016年7月17日 0時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - アルビノなのに目が赤いんですね… (2016年7月17日 0時) (レス) id: d054797bd9 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 沫閑さん» ご指摘感謝します!ありがとうございます! (2016年7月4日 10時) (レス) id: d629d88941 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年6月23日 21時