【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士

波紋42 ページ46

【〜説明中〜】






こと細かく皆に私の説明をする三日月さん

これは軽く話を聞いた程度じゃないぞ…

薬研→一期さん→鶴丸さん→加州さん→五虎退の順で私の処に来たことや私がアルビノだと言う事

その内容まで細かく説明してるのだ

ちょっと鳥肌が立った

でも初めて聞いたこともある

加州さんが三日月さんに隠してくれと頼んだこととか…

私の世界に飛ばされそうになって結界に弾き返された人がいるとか

その辺はまた追々聞けばいいか…



三日月「これで理解できたか？」


鯰尾「…なんか僕らが寝ている間に色んな事があったってことが分かった」


青江「そうだね、僕はレイを信じよう」


太郎「…少々強引ですね」


三日月「皆が望んだこと、それにレイ自身も望んでいただろう？」


『え…そ、そうですね…』


三日月「他にも各部屋に重傷の者や中傷の者がいる、案内しよう」


『え、もう皆さんは大丈夫なんですか！？』


鯰尾「僕らはヘーキだから行ってきなよ」


青江「そうですねぇ…久しぶりに起きたので体が鈍っていないか心配だ」


太郎「では私は次郎の様子を見てきます……あぁ、レイさん」


『はいぃ！？』



あ、裏声



太郎「先程は申し訳ありませんでした」



そう言って深々と頭を下げた太郎太刀さん

先程とは…私を切ろうとしたことだろうか？

マジでビビりましたが…



『気にしていません、頭をあげてください』


太郎「本当に申し訳ありませんでした」


『もういいんですよ？私は現に怪我もしていませんし！頭をあげないと強制的に上を向かせますよ！？』



そうって太郎さんの頬を掴んで上を向かせた

ビックリしている太郎さんに笑顔を見せると急に姿勢を直されて慌てて頬を離した

だって身長高いんだもん！！

何センチだよ！！私にも頂戴！！(泣)



『う、羨ましい…』


三日月「太郎太刀は大太刀だからな、今度肩車でもしてもらうといいぞ？」


『何言ってるんですか三日月さん！私なんか肩車したら肩の骨が折れます！』


太郎「…私はそんな軟じゃありません」


『貶してないですよ！？なんでそんなに落ち込んでるんです！？ごめんなさい！！』


三日月「レイ、置いて行ってしまうぞ？」


『置いてかないでください！！』


三日月「はっはっは！」


『ちょ！？本当に待ってくださーい！！』



先に歩いて行く三日月さんを慌てて追いかけた

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